レクサス

2024年レクサス販売台数:世界と日本の明暗を徹底解説

神崎悠真

神崎 悠真(1級自動車整備士)                       元大手メーカー勤務。現在は高級車を中心に扱う現役のメカニック兼、自動車検査員です。このブログでは、カタログのスペック表には載っていない**「故障リスク」や「本当の資産価値」**について、整備士の視点から忖度なしで解説します。                                  車選びで失敗したくない方は、ぜひ私の経歴をご覧ください。                                             資格一覧                                         自動車整備士一級、自動車検査員、中古自動車査定員、低圧電気取扱者、大型自動車第一種運転免許、中型自動車第一種運転免許、準中型自動車第一種運転免許、普通自動車第一種運転免許、牽引自動車第一種運転免許証、甲種危険物取扱者、ガス溶接技能講習修了証、全工協主催 基礎製図検定・機械製図検定、全工協主催 情報技術検定、フォークリフト運転技能講習修了証(最大荷重1t以上)、半自動溶接適格性証明書専門級、玉掛け技能講習修了証、床上操作式クレーン運転技能講習修了証(つり上荷重5t以上)、産業車両整備技能士特急、ジュニアマイスターゴールド認定

はじめまして! このブログ「プレミアムカージャーナル」の運営責任者であり、現役の整備士を務めております、神崎悠真(かんざき ゆうま)と申します。

「レクサスが欲しいけれど、ニュースで受注停止とか納期遅れって聞くし、今買っても大丈夫なのかな?」
そんな不安を抱えながら、カタログやネット情報を眺めている方も多いのではないでしょうか。実は、私の整備工場にいらっしゃるお客様からも、「レクサスって今、人気落ちてるの? それとも買えないだけ?」という質問をよくいただきます。

2024年のレクサスは、まさに激動の1年でした。世界を見渡せば過去最高の販売台数を記録してイケイケな状態なのに、足元の日本では数字が落ち込んでいる。この「ねじれ現象」の裏には、単なる人気・不人気では語れない深い事情があります。

特に、街中で頻繁に見かけるようになった新型LBXの爆発的なヒットや、不動のエースであるNXの安定感、そして王者RXの苦悩など、車種ごとの明暗もくっきりと分かれました。

地球儀と上昇する矢印のイラスト。2024年レクサス販売の「世界で過去最高、日本で販売減」というねじれ現象を表す表紙画像

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この記事では、整備士としての現場の肌感覚と、膨大な販売データを掛け合わせ、2024年のレクサス販売実績の「真実」を徹底解剖します。これからレクサスオーナーになろうとしているあなたが、後悔のない一台を選ぶための羅針盤として、ぜひ最後までお付き合いください。

記事のポイント

  • 世界販売は過去最高を更新するも日本国内は生産制約で減少
  • 新型LBXが欧州と日本で新たな顧客層を開拓し大躍進
  • 認証不正問題の影響は需要減退ではなく供給不足にある
  • ハイブリッド需要の再燃により現実的な電動化戦略が奏功

2024年のレクサス販売台数:世界と日本の明暗

  • 過去最高の世界販売台数を記録した背景
  • 日本国内の販売台数はなぜ減ったのか
  • ベンツなど競合との販売台数比較
  • 最新の車種別人気ランキングTOP2
  • 欧州でLBXの販売台数が伸びた理由

過去最高の世界販売台数を記録した背景

半導体、世界地図、リサイクルマークのアイコン。2024年レクサス世界販売851,214台達成の背景にある「生産正常化」「適材適所」「HV再評価」の3要素

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まず、視点を世界に向けてみましょう。結論から申し上げますと、2024年のレクサスはグローバル市場において「無双状態」に近かったと言えます。

2024年1月から12月までの全世界での販売台数は、なんと851,214台。これは前年比で約3.3%のプラスとなり、1989年のブランド創設以来、過去最高の販売記録を更新しました。「プレミアムカー市場は飽和している」なんて言われることもありますが、レクサスに関しては全く当てはまりません。

なぜこれほど売れたのか。その背景には、私が整備現場で感じていた「部品供給の変化」が大きく関係しています。2020年以降、世界中の自動車メーカーを苦しめてきた半導体不足。これが2024年に入って劇的に改善されました。

「部品さえあれば車は作れる」という状況に戻ったことで、世界中で積み上がっていたバックオーダー(受注残)を一気に消化できたのです。工場がフル稼働し、次々と新車がラインオフされていく光景は、まさにメーカーの執念を感じさせるものでした。

さらに、地域ごとの戦略がズバリ的中しました。北米市場では、これまでラインナップに欠けていた3列シートの大型SUV「TX」や、オフロード性能を強化した新型「GX」を投入。これが、現地のファミリー層やアウトドア需要に完璧にマッチしました。一方で、欧州やアジアではコンパクトな「LBX」が新規ユーザーを獲得。

つまり、「どこで何を売れば喜ばれるか」を徹底的に分析し、実行した結果がこの数字なのです。

世界で勝てた3つの理由

  • 生産の正常化:半導体不足の解消により、長納期化していた車両を一気にお届けできたこと。
  • 適材適所のモデル投入:北米にはデカいSUV、欧州には小さな高級車という、地域特性に合わせた商品展開。
  • ハイブリッドの再評価:「EVはまだ早いかも」と感じ始めた世界中のユーザーが、信頼性の高いレクサスのハイブリッド(HEV)に戻ってきたこと。

特にハイブリッド車の復権は見逃せません。欧米のメーカーがこぞってEV(電気自動車)に舵を切る中、レクサスは「現実的な解」としてハイブリッドを作り続けました。充電スタンドを探すストレスがなく、燃費も良くて壊れにくい。この当たり前の価値が、2024年の世界市場であらためて高く評価されたのです。

日本国内の販売台数はなぜ減ったのか

世界ではお祭り騒ぎの絶好調なのに、なぜ私たちの住む日本では「レクサス販売減」というニュースが流れたのでしょうか。

2024年の国内販売台数は86,070台。前年比で90.9%となり、約1割も数字を落としてしまいました。主要な市場(北米、欧州、中国、日本)の中で、唯一前年割れをしたのが日本です。これだけ聞くと「日本人はもうレクサスに飽きたのか?」と勘違いしてしまいそうですが、現場を知る人間として断言します。それは間違いです。

2024年レクサス国内販売台数86,070台(前年比90.9%)を示すグラフ。「日本人はレクサスに飽きたのか?」という問いかけ

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この減少の正体は、「作りたくても作れなかった」という供給側のトラブルに尽きます。

工場のラインとSTOPの標識のイラスト。人気低下ではなく供給停止が販売減の原因であることを解説する図解

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認証試験不正問題の直撃

記憶に新しい方も多いと思いますが、豊田自動織機などでのエンジン出力試験に関する認証不正問題が発覚しました。これにより、国土交通省から出荷停止の指示が出され、特に「LX」のディーゼルモデルや「RX」の一部グレードなど、国内で人気のある車種の生産ラインが完全にストップしてしまったのです。

販売店には「RXが欲しい」「LXを買いたい」というお客様が列をなしているのに、売る車がない。カタログを見ながら商談はできても、注文書にハンコを押してもらえない。そんなもどかしい状況が数ヶ月続きました。つまり、需要(買いたい人)は減っていないのに、供給(売れる車)が途絶えたことで、結果的に登録台数が減ってしまったのです。

それでも8万6千台という数字は、過去最高だった2023年(約9万4千台)に次ぐ歴代2番目の記録です。あれだけの逆風の中でこれだけの台数を維持できたのは、むしろレクサスブランドに対する日本のお客様の信頼がいかに厚いかを物語っています。「レクサスじゃなきゃダメだ」と、納車を辛抱強く待ってくださったオーナー様がこれだけいたという事実は、数字以上の価値があると思います。

ベンツなど競合との販売台数比較

レクサス(+3.3%)とドイツ御三家(BMW, ベンツ, アウディ)のマイナス成長を比較した横棒グラフ。主要ブランドで唯一のプラス成長を示す

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レクサスの現在地を知るには、ライバルとの比較が欠かせません。特によく比較される「ドイツ御三家(メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ)」と比べて、2024年はどのような戦いとなったのでしょうか。

以下の表をご覧ください。ここには、プレミアムカーブランドの勢力図がはっきりと表れています。

ブランド 2024年世界販売 前年比 勝敗の分かれ目
レクサス 851,214台 +3.3% 主要ブランドで唯一のプラス成長。北米・欧州でのHV需要増が貢献。
BMW 2,200,177台 -2.3% 世界No.1を死守するも、中国市場の冷え込みでマイナスへ。
メルセデス・ベンツ 1,983,400台 -3.0% BEV(電気自動車)販売が想定以上に失速し、全体の足を引っ張る。
アウディ 1,671,218台 -11.8% モデルラインナップの老朽化と、中国での価格競争激化で大幅減。

(出典:LEXUS、2023年の全世界販売実績を発表 ※2024年実績は速報値ベースの傾向分析を含みます)

世界規模で見れば、やはりドイツ勢は200万台クラブであり、レクサスの倍以上の規模を誇ります。しかし、成長率に注目してください。ドイツ勢が軒並みマイナス成長となる中、レクサスだけがプラスを維持しました。

ドイツ勢の苦戦の最大の要因は「中国市場」です。中国では今、BYDなどの地元メーカーによる安価で高性能なEVが爆発的に普及しており、これまでブランド力で売っていたドイツ車が苦境に立たされています。一方でレクサスは、北米という安定した巨大市場と、復調した欧州市場でしっかりと台数を稼ぎ、中国への過度な依存を回避できていたことが功を奏しました。

そして日本国内に目を向ければ、レクサスの圧勝です。輸入車トップのメルセデス・ベンツ(約5.3万台)に対し、レクサスは約8.6万台。約1.6倍もの差をつけています。円安による輸入車価格の高騰や、修理費の高さに疲れた輸入車オーナーが、「やっぱり維持費も安くてサービスも良いレクサスにしよう」と乗り換えるケースが後を絶ちません。

日本国内におけるレクサス(約8.6万台)とメルセデス・ベンツ(約5.3万台)の販売台数比較グラフ。約1.6倍の差で圧勝している様子

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最新の車種別人気ランキングTOP2

では、具体的にどのモデルが日本のユーザーに選ばれたのでしょうか。2024年の販売データを紐解くと、レクサスの屋台骨を支える「2強」の存在が浮かび上がってきます。

2024年 レクサス国内販売 TOP2

レクサスLBXの販売台数21,221台(国内1位)と、サイズ・内装・燃費という3つの強みを解説したスライド

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  • 第2位:レクサス NX(シリーズ合計 約2万台超)
    ハイブリッドのNX350hを中心に、安定した人気を誇ります。「サイズ、価格、装備」のバランスが神がかっており、リセールも最強クラスです。
レクサスNXの写真と国内販売第2位の実績。「迷ったらNX」と言われるサイズ・価格・装備のバランスの良さを解説

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かつてのエースだったRXは、生産制約の影響で3位グループに後退しましたが、その穴を完全に埋めたのがLBXです。日本の狭い道路事情にマッチしたサイズ感と、レクサスらしい上質な仕立て。これが、「大きな車はもう卒業したい」というダウンサイジング層に見事に刺さりました。

車選びで迷った際、予算や装備のバランスを考えるのは非常に悩みどころですよね。特にレクサスはグレード構成が複雑なので、自分に最適な一台を見つけるのが難しいと感じる方も多いはずです。そんな時は、グレードごとの価格と装備を整理して比較することが重要です。
レクサスのグレードを低い順に徹底比較!価格と装備の賢い選び方

欧州でLBXの販売台数が伸びた理由

LBXの快進撃は日本だけにとどまりません。実は2024年、レクサスが最も成長した地域は欧州(前年比+19.3%)であり、その立役者もまたLBXでした。

「ヨーロッパの人は小さな車が好き」というのは有名な話ですが、これまでプレミアムブランドの小型SUV市場(Bセグメント)は、アウディQ2などの独壇場でした。しかし、それらのモデルも設計が古くなり、市場は「新しい選択肢」を求めていました。そこに颯爽と現れたのがLBXです。

パリやローマの狭い石畳の路地をスイスイ走れるサイズでありながら、内装は高級サルーン並み。さらに、欧州の厳しい環境規制にも対応できる高性能なハイブリッドシステムを搭載している。このパッケージングが、目の肥えた欧州ユーザーに「これこそ待ち望んでいたシティ・コミューターだ」と受け入れられました。

実際に、欧州におけるレクサス販売の電動化比率は90%を超えており、西欧に限ればほぼ100%に迫ります。LBXは、レクサスが「環境先進国」である欧州でも十分に戦えることを証明した、記念碑的なモデルとなったのです。

車種別に見る2024年レクサス販売台数の内訳

  • LBXの販売台数が好調な3つの要因
  • NXとRXの販売実績と受注の現状
  • 販売台数データから見る納期の目安
  • EVとハイブリッドの販売比率の推移
  • よくある質問
  • 2024年レクサス販売台数のまとめ

LBXの販売台数が好調な3つの要因

年間2万台以上を売り上げ、レクサスの「新しい顔」となったLBX。なぜここまでヒットしたのか。整備士として実車に触れる中で感じる、LBXが選ばれる「3つの理由」を深掘りします。

1. 日本の駐車場事情に完璧にフィットするサイズ

LBXの全幅は1,825mm。この「1,850mm以下」という数値が、日本では極めて重要です。都心のマンションやデパートにある機械式駐車場の多くは、全幅制限が1,850mmなんです。NX(全幅1,865mm)やRX(全幅1,920mm)では入らない駐車場でも、LBXなら余裕で入庫できる。

この安心感は、都市部のユーザーにとって何にも代えがたいメリットになります。
レクサスLBXサイズ徹底比較!ライバルや立体駐車場の適合性

2. 「小さな高級車」の名に恥じない内装クオリティ

「コンパクトカー=内装がチープ」という常識を、LBXは完全に打ち破りました。L-ANILINE本革を使ったシートや、和紙のような質感のトリムなど、内装の仕立ては兄貴分のRXやLSにも引けを取りません。「車は小さくしたいけど、生活の質は落としたくない」という富裕層のプライドを、この内装が見事に満たしてくれたのです。

特に「Elegant」や「Bespoke Build」といったグレードの内装は必見です。
レクサスLBXエレガント内装の真価!質感や色の選び方を徹底検証

3. 驚異的な燃費と走りの良さ

新開発の1.5Lハイブリッドシステムは、実燃費でリッター20km〜25kmを平気で叩き出します。しかも、バイポーラ型ニッケル水素電池のおかげで、アクセルを踏んだ瞬間のレスポンスが鋭く、キビキビと走る。「燃費だけの退屈なエコカー」ではなく、「運転して楽しい車」に仕上がっている点が、車好きの心も掴みました。

NXとRXの販売実績と受注の現状

続いて、レクサスの主力SUVであるNXとRXの状況を見ていきましょう。この2台は兄弟車のような関係ですが、2024年は対照的な一年となりました。

NXシリーズは、非常に順調でした。販売台数は約2万台をキープし、LBXに次ぐ2番手の座を死守。特にハイブリッドモデルの「NX350h」は、納期の目処も比較的早く、リセールバリューも驚異的に高いため、「迷ったらNXを買えば間違いない」という鉄板モデルとしての地位を確立しています。

また、2026年にはマイナーチェンジも噂されており、その動向からも目が離せません。
【2026】レクサスNXマイナーチェンジ最新情報!発売日・変更点まとめ

一方で、RXは苦戦を強いられました。販売台数は約1.6万台。しかし、これは人気がないからではありません。先ほどもお伝えした通り、認証不正問題による生産停止が直撃したためです。販売店に行くとわかりますが、RXのバックオーダー(納車待ち)は依然として山積みです。

潜在的な需要はNXと同等かそれ以上にあるため、2025年に生産が正常化すれば、一気に販売台数が跳ね上がる「V字回復」が確実視されています。

販売台数データから見る納期の目安

レクサスの車種別納期目安。LBX/NXは比較的スムーズ(3ヶ月〜半年)、RX/LXは覚悟が必要(1年〜)であることを示す図

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「で、今注文したらいつ乗れるの?」
これが一番気になるところですよね。2024年の販売実績と現在の工場の稼働状況から推測する、リアルな納期の目安をお伝えします。

  • LBX・NX:比較的スムーズです。仕様にもよりますが、早ければ3〜4ヶ月、長くても半年程度で納車されるケースが増えています。車検のタイミングに合わせて乗り換えを検討できるレベルに戻ってきました。
  • RX・LX:こちらはまだ覚悟が必要です。RXは生産調整の余波で、グレードによっては1年近い待ちが発生することも。LXに至っては、数年待ちが当たり前という状況が続いています。

「そんなに待てない! すぐにレクサスに乗りたい!」という方には、認定中古車(CPO)という選択肢も強くおすすめします。新車同等の保証がついて、即納車が可能。しかも最近はCPOフェアなどで魅力的な車両が出てくることも多いので、新車の納期が待てない方は一度チェックしてみる価値があります。
レクサスCPOフェア対象車とは?お得な購入方法と注意点を徹底解説

EVとハイブリッドの販売比率の推移

最後に、パワートレイン(動力源)のトレンドについて触れておきましょう。世間では「EVシフト」が叫ばれていますが、実際の販売データは正直です。

2024年のレクサスの電動車販売比率は、グローバルで52%でした。しかし、その内訳のほとんどはハイブリッド(HEV)とプラグインハイブリッド(PHEV)です。完全な電気自動車(BEV)である「RZ」なども増えてはいますが、まだまだ主役はハイブリッドです。

特に2024年は、北米や欧州で「EVの充電インフラ不足」や「寒冷地での航続距離低下」といった課題が浮き彫りになり、多くのユーザーが「やっぱりハイブリッドが一番便利だよね」と戻ってきました。レクサスは「マルチパスウェイ戦略」として、EV一本槍ではなく、ハイブリッドもガソリン車もしっかり用意する姿勢を貫いています。

この柔軟性が、今の市場環境では最強の武器になっているのです。

とはいえ、レクサスは2035年に向けてBEVブランドへの変革を進めています。2027年には次世代BEV「LF-ZC」の登場も控えており、これからの進化も非常に楽しみなところです。
レクサス新型2027年モデル完全ガイド!LF-ZCとLFAの真実

よくある質問

Q:2024年にレクサスの国内販売台数が減った理由は何ですか?

A:人気が低下したわけではなく、認証不正問題による生産・出荷停止が主な原因です。需要(注文)は依然として高いものの、供給(生産)が追いつかず、結果的に登録台数が前年割れとなりました。

Q:現在、日本で最も売れているレクサスの車種はどれですか?

A:2024年の販売実績第1位は「LBX(約2.1万台)」です。日本の駐車場事情に適したサイズと高級感が支持され、シェアの約25%を占めています。次いで「NX」が安定した人気で2位となっています。

Q:レクサスの世界的な販売状況はどうなっていますか?

A:グローバル販売は絶好調です。2024年は約85万台を販売し、過去最高記録を更新しました。特に北米や欧州でのハイブリッド車需要が高く、主要プレミアムブランドの中で唯一プラス成長を達成しています。

Q:今レクサスを注文した場合、納期はどのくらいですか?

A:車種によりますが、LBXやNXは比較的スムーズで3ヶ月〜半年程度での納車が期待できます。一方、RXやLXは生産調整の影響で依然として長納期(年単位の場合もあり)が続いており、販売店での確認が必要です。

2024年レクサス販売台数のまとめ

2025年はレクサス復活の年になることを示すスライド。供給問題解決による需要の爆発とLBX/NXの推奨

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長くなりましたが、2024年のレクサス販売実績について、ポイントを総括しましょう。

2024年の振り返りと今後の展望

  • 世界では絶好調:過去最高の85万台を達成し、グローバルブランドとしてさらに飛躍しました。
  • 国内の減少は一時的:人気低下ではなく、認証問題による供給ストップが原因。需要は依然として高いままです。
  • 「LBX」と「NX」が今の主役:国内市場を牽引するのはこの2台。初めてのレクサス選びなら、このどちらかを選べば間違いありません。
  • 2025年は復活の年:生産体制が整い、新型GXなどの大型モデルも納車が進めば、国内販売台数は再び10万台規模へ回復するでしょう。

数字の表面だけを見ると「日本でのレクサス離れ」に見えるかもしれませんが、深く掘り下げれば「欲しい人がたくさんいるのに、届けられなかった」という、メーカーにとってもお客様にとってももどかしい1年だったことがわかります。しかし、その「溜まっていたマグマ」のような需要は、2025年に一気に噴出するはずです。

これからレクサスを検討される方は、納期が安定しているLBXやNXで確実なカーライフを始めるもよし、生産回復を見越してRXをオーダーするもよし。ぜひ、ご自身のライフスタイルに合った一台を見つけてください。

この記事が、あなたの車選びの参考になれば幸いです。以上、プレミアムカージャーナル運営責任者、整備士の神崎がお届けしました!

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神崎悠真

神崎 悠真(1級自動車整備士)                       元大手メーカー勤務。現在は高級車を中心に扱う現役のメカニック兼、自動車検査員です。このブログでは、カタログのスペック表には載っていない**「故障リスク」や「本当の資産価値」**について、整備士の視点から忖度なしで解説します。                                  車選びで失敗したくない方は、ぜひ私の経歴をご覧ください。                                             資格一覧                                         自動車整備士一級、自動車検査員、中古自動車査定員、低圧電気取扱者、大型自動車第一種運転免許、中型自動車第一種運転免許、準中型自動車第一種運転免許、普通自動車第一種運転免許、牽引自動車第一種運転免許証、甲種危険物取扱者、ガス溶接技能講習修了証、全工協主催 基礎製図検定・機械製図検定、全工協主催 情報技術検定、フォークリフト運転技能講習修了証(最大荷重1t以上)、半自動溶接適格性証明書専門級、玉掛け技能講習修了証、床上操作式クレーン運転技能講習修了証(つり上荷重5t以上)、産業車両整備技能士特急、ジュニアマイスターゴールド認定

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