はじまして! このブログ「プレミアムカージャーナル」の運営責任者であり、現役の整備士を務めております、神崎悠真(かんざき ゆうま)と申します。
東海オンエアの虫眼鏡さんが動画で紹介した愛車、レクサスLS5う詳しくお話ししていきます00hの圧倒的な存在感に目を奪われた方も多いですよね。最高峰のセダンだけに、気になるのはやはり虫眼鏡さんのレクサスの値段ではないでしょうか。新車では手が出ない金額でも、中古車市場であれば年式や走行距離、グレードの選び方次第で意外なほど現実的な価格で流通しています。
また、ネットで噂される愛車を売ったという話の真相や、実際に所有する際に重要となるリセールに強い色、そして維持費のリアルな現実など、これからレクサスオーナーを目指す方にとって知っておくべき情報は山ほどあります。現役整備士として、プロの視点から最新の相場データとメカニズムを紐解きながら、皆さんの疑問をスッキリ解決できるよう詳しくお話ししていきますね。

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記事のポイント
虫眼鏡のレクサスの値段とグレードを徹底解説
- 2019年式のLS500hが注目される理由
- スポーティなF SPORTグレードの魅力
- ホワイトノーヴァなどリセールに強い色
- 新車価格1600万円超の最高峰スペック
- ハイブリッドモデルLS500hの資産価値
2019年式のLS500hが注目される理由
虫眼鏡さんの愛車と同型である2019年式のLS500hが、なぜ今これほどまでに中古市場で熱視線を浴びているのか。そこには、自動車業界特有の「減価償却」と「モデルサイクル」が深く関係しています。一般的に高級車は新車登録から5年が経過すると、新車保証が切れるタイミングと重なり、法人のリースアップ車両が市場に一気に放出されます。
整備士の私から見ると、この2019年式こそが「新車価格の3分の1程度」という、最もコストパフォーマンスが爆発する時期に差し掛かっているんです。

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熟成された前期モデルの完成形
2017年に登場した50系LSですが、初期モデルはどうしても細かな制御の粗さが見られることがありました。しかし、2019年式ともなればそれらのフィードバックが反映され、ハイブリッドシステムの滑らかさや、足回りのいなし方が非常に洗練されています。まさに「前期型の完成形」と呼ぶにふさわしい個体が多いのが、この年式の特徴です。
さらに、最新の後期型(2020年以降)と比較しても、外観上の大きな変更点はヘッドライトの内部構造やバンパーの細かな造形程度。街中で走っていても、パッと見で「あ、型落ちだ」と感じさせる隙がほとんどありません。
法人オーナーによる徹底した管理
このクラスの車は、最初のオーナーが会社経営者や大企業の役員車であることがほとんど。整備士として入庫車両をチェックしていても、点検記録簿がびっしりと埋まり、消耗品もケチらずディーラーで交換されている個体が驚くほど多いです。屋内保管されていた車両も多く、5年経っても塗装のクリア層が分厚く残っているのが2019年式の強みですね。
虫眼鏡さんのような感度の高い方が、この年式のLS500hを選んで楽しんでいるというのは、中古車選びのプロから見ても非常に賢い、合理的な判断だと言えます。
2019年式が狙い目な理由まとめ
- 新車保証の終了に伴い、中古価格の下落が一段落し安定している
- マイナーチェンジ前の最終形に近く、初期トラブルが解消されている
- 前オーナーの整備履歴が明確な「良質個体」を探しやすい時期
- 現行モデルと遜色ない「威風堂々」としたスタイルを格安で味わえる
スポーティなF SPORTグレードの魅力
虫眼鏡さんが愛用しているとされる「F SPORT」は、レクサスのフラッグシップであるLSに、走りの情熱を注ぎ込んだ特別な存在です。通常、このクラスのセダンは「後部座席の快適性」を第一に考えますが、F SPORTはあくまで「ドライバーズカー」。自らステアリングを握り、意のままに巨大な車体を操る喜びを感じさせてくれます。
整備現場で下回りを確認すると、専用の補強ブレースや強化されたブレーキシステムが組まれており、その本気度が伝わってきます。
まず目を引くのが、専用のスピンドルグリルと20インチの大型アルミホイール。これだけで標準グレードとは一線を画す威圧感……いや、風格があります。内装についても、体をがっしりと支えるスポーツシートや、ディンプル加工が施された本革ステアリングなど、運転席に座った瞬間から「さあ走るぞ」という高揚感を与えてくれます。
特に、メーターパネル中央に配置されたTFT液晶の「可動式メーター」は、スーパーカーLFAのDNAを受け継ぐ装備。走行モードを切り替えるたびにメーターリングが物理的にスライドする演出は、何度見ても男心をくすぐりますよね。

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走行性能を支えるハイテクの数々
F SPORTの魅力は見た目だけではありません。4輪の切れ角を最適に制御する「LDHS(レクサス・ダイレクト・ハンドリング・システム)」が搭載されており、全長5.2m超のロングボディを、まるで一回り小さなスポーツセダンのように軽快に曲げてくれます。この取り回しの良さは、都市部でのドライブでも大きな武器になります。
グレードによる装備の差をより詳しく知りたい方は、こちらのレクサスのグレードを低い順に徹底比較!価格と装備の賢い選び方を参考にしてみてください。自分のライフスタイルにどのグレードが合うのか、納得の答えが見つかるはずです。
F SPORTだけの特別な「走り」の装備
- 対向6ピストンアルミモノブロックブレーキ(圧倒的な制動力)
- アクティブスタビライザー(コーナリング時の傾きを最小限に抑制)
- 専用20インチランフラットタイヤ&アルミホイール(鋭いレスポンス)
- ウルトラスエードを採用した高級感溢れるスポーツ内装
ホワイトノーヴァなどリセールに強い色
レクサスという車を所有する上で、絶対に無視できないのが「ボディカラー選び」です。特に中古車で購入し、数年後にまた乗り換えることを考えているなら、選ぶ色によって最終的な売却価格が20万円以上も変わってくるのが現実です。虫眼鏡さんのLSも、動画で見ると非常に美しい輝きを放っていますが、F SPORT専用色の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」は、まさにリセールにおける「最強の色」と言えるでしょう。
このホワイトノーヴァは、単なる白ではありません。光の当たり方によって青白く鋭い輝きを放ち、LSのエッジの効いたラインをより鮮明に引き立ててくれます。整備士の視点で見ても、この色は「セルフリストアリングコート」という、小さな擦り傷を太陽熱などで自己修復する特殊な塗装の質感が非常に分かりやすく、手入れの行き届いた個体はまるで陶器のような艶を維持しています。
中古市場では、この「白」か、あるいは重厚感のある「ブラック(グラファイトブラックガラスフレーク)」に人気が集中しており、他の希少色に比べて買い手が付きやすい=高値で安定するというサイクルが出来上がっています。
色選びで後悔しないためのアドバイス
もちろん、レクサスには他にも魅力的な色がたくさんあります。例えば「マンガンラスター」のような金属感の強いシルバーは、陰影が美しく非常に大人っぽい印象を与えます。しかし、こと「資産価値」という観点で見れば、白と黒の2強状態は揺るぎません。もしあなたが「虫眼鏡さんと同じような満足感を味わいつつ、損をしない買い物をしたい」のであれば、ホワイトノーヴァガラスフレーク一択と言っても過言ではありません。
この色は、どんな天候やロケーションでも車を最高に綺麗に見せてくれる、まさに魔法の色なんですよ。

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リセールに強い色の特徴
- ホワイトノーヴァ: F SPORTの造形美を最大化し、常に高額査定が期待できる。
- グラファイトブラック: 威圧感と高級感が抜群。手入れは大変だが安定の人気。
- ソニッククォーツ: F SPORT以外で選べる白。落ち着いた上品な輝きが特徴。
新車価格1600万円超の最高峰スペック

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虫眼鏡さんのレクサスの値段を語る上で、その出発点である「新車価格」の衝撃は忘れてはいけません。LS500h F SPORTの新車時の車両本体価格は、諸経費やメーカーオプション(マークレビンソンやサンルーフ、ムーンルーフなど)を含めると、優に1,600万円から1,700万円に達します。
これは日本の一般的なサラリーマンの平均年収の3倍から4倍に相当する、まさに「成功者の証」そのものです。
この天文学的な値段の裏側には、世界中の高級車メーカーを驚かせた圧倒的なスペックが隠されています。LS500hの心臓部は、3.5LのV6エンジンと高出力モーターを組み合わせたハイブリッドユニットですが、ただのハイブリッドではありません。世界初となる「マルチステージハイブリッドシステム」は、 planetary gear(遊星ギア)による無段変速機に、さらに4段の有段ギアを組み合わせたという、変態的な(失礼、究極に緻密な)構造をしています。
これにより、エンジンとモーターの力を最も効率よく、かつ「ダイレクトに」路面へ伝え、巨体を感じさせない鋭い加速を実現しているんです。整備中にエンジンルームを覗くと、その密度の濃さに眩暈がするほど。まさに日本のクラフトマンシップが凝縮されています。
移動時間を「至福」に変える装備の数々
スペックは走行性能だけに留まりません。車内を24個のスピーカーで包み込む「マークレビンソン・リファレンス・サラウンドサウンドシステム」は、もはや車の中とは思えない、コンサートホールのような音響空間を提供します。また、高度な運転支援システム「Lexus Safety System +」は、2019年時点ですでに世界最高水準の安全性を誇っていました。
これらの機能すべてを「当たり前」のように使いこなすのがLSの真髄。1,600万円という価格は、単なるブランド代ではなく、この膨大なハイテク技術と「おもてなしの心」に対する対価なんです。
| 項目 | LS500h (ハイブリッド) | LS500 (ガソリン) |
|---|---|---|
| パワーユニット | 3.5L V6 + モーター | 3.5L V6 ツインターボ |
| システム最高出力 | 359 PS | 422 PS |
| トランスミッション | マルチステージHV (模擬10段) | 10速AT (Direct Shift-10AT) |
| JC08モード燃費 | 15.6 〜 16.4 km/L | 9.5 〜 10.2 km/L |
ハイブリッドモデルLS500hの資産価値
高級セダンの購入を検討する際、ガソリン車の「LS500」にするか、ハイブリッドの「LS500h」にするかは非常に悩ましい問題ですよね。しかし、資産価値という一点に絞って言えば、圧倒的にLS500hに軍配が上がります。日本の中古車市場では、LS=ハイブリッドというイメージが根強く、リセール時の価格の踏みとどまり方がガソリン車とは比較になりません。
特に多走行になればなるほど、ハイブリッドの「燃費効率」と「信頼性」に対する市場の評価が価格差となって現れてきます。
資産価値を下支えしているのは、レクサスのハイブリッドシステムに対する絶対的な信頼感です。整備士として多くのハイブリッド車を見てきましたが、LS500hのシステムは非常に堅牢。10万kmを超えてもモーターやバッテリーが致命的な故障を起こすケースは極めて稀です。
この「壊れにくさ」こそが、中古車としての価値を高く保つ最大の要因になっています。また、LS500hはエコカー減税の対象となるため、購入時の諸費用を抑えられるだけでなく、次世代の「電動化」という大きな流れの中でも価値が目減りしにくいという安心感があります。
「フラッグシップ」という変わらない地位
LSは、たとえ新型が出たとしても「レクサスの頂点」という地位が揺らぐことはありません。この揺るぎないブランド力があるからこそ、5年、10年と経過しても一定の需要が常に存在し、底値が非常に硬いんです。もし虫眼鏡さんが「賢い買い物」を意識してこのモデルを選んだのだとしたら、まさに資産価値の推移を完璧に読み切った選択だと言えるでしょう。
これからLSオーナーになる皆さんも、目先の安さでガソリン車を選ぶより、トータルの資産価値を見据えてハイブリッドを選ぶことを、一人の整備士として強くおすすめします。
ハイブリッドモデルの資産価値が高い3つの理由
- 圧倒的な需要: 国内中古市場では「ハイブリッド」が指名買いされる。
- 信頼性の高さ: 複雑なシステムながら、トヨタ譲りの耐久性でトラブルが少ない。
- 将来性: ガソリン車への規制が強まる中、ハイブリッドは長く乗れる資産。
虫眼鏡のレクサスの値段を中古市場から分析
一般販売店での中古価格は400万円台から

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さて、ここからはより現実的な中古市場の分析に入っていきましょう。皆さんがカーセンサーやグーネットなどのサイトで「LS500h 2019年式」と検索すると、まず目に飛び込んでくるのは総額400万円台から500万円台という数字ではないでしょうか。新車で1,600万円以上した車が、軽自動車の最上級モデル2台分程度の価格で買えてしまう……。
これこそが高級中古車の「魔力」であり、虫眼鏡さんの動画を見て憧れを持った方が一気に現実味を帯びる瞬間でもあります。
しかし、整備士としてここで一つ、冷や水を浴びせるような忠告をさせてください。400万円台で売られている個体の多くは、走行距離が8万kmを超えていたり、修復歴(事故歴)はないものの細かな傷や内装のヘタリが見られたりする「訳あり」予備軍であることが多いです。
レクサスは非常に頑丈ですが、LSともなれば部品点数は膨大。前オーナーが「売ること」を前提にメンテナンスをサボっていた個体を掴んでしまうと、安く買ったつもりが、最初の車検で100万円近い請求が来て後悔する……なんてことになりかねません。特にこのサイズになると、駐車場事情も深刻です。
購入前に必ず新型レクサスLSのサイズ徹底解剖!駐車場や室内空間の実用性を整備士が解説を読んで、自宅やよく行く場所の駐車場に収まるかをシミュレーションしておいてくださいね。せっかく買ったのに止められない、なんて悲劇は避けたいですから。
安さの裏側にある「消耗品」の現実
400万円台のLSを検討するなら、タイヤの残り溝、ブレーキローターの摩耗、そしてエアサスペンションからの異音がないかを、穴が空くほどチェックしてください。これらはどれも交換に数十万円単位の費用がかかるものばかりです。一般販売店の保証は限定的なことが多いので、整備士の目利きを借りるか、あるいは「自分である程度のトラブルは対処する」という覚悟が必要です。
逆に言えば、そこをクリアできるなら、400万円台で手に入るLSの世界は、この世で最も贅沢な「コスパ最強」の体験になるはずですよ。
| 車両の状態 | 支払総額(目安) | 整備士の視点 |
|---|---|---|
| 走行8万km超・外装傷あり | 420万 〜 480万円 | 格安だが、納車後の大規模整備を覚悟。 |
| 走行5万km前後・標準仕様 | 550万 〜 620万円 | バランス良。最も狙い目の価格帯。 |
| 走行3万km以下・F SPORT | 680万 〜 780万円 | 極上個体。認定中古車に近い安心感。 |
※数値は一般的な目安です。正確な情報は中古車販売店の公式サイトでご確認ください。
レクサス認定中古車CPOの安心と相場感
もしあなたが「初めてのレクサスだし、とにかく絶対に失敗したくない。虫眼鏡さんと同じようなVIP待遇を受けたい」と願うなら、迷わずレクサス認定中古車(CPO: Certified Pre-Owned)を選んでください。CPOのLS500hは、一般店よりも価格設定が150万円から250万円ほど上乗せされています。
「同じ車なのに高すぎる!」と思うかもしれませんが、整備士から見るとその差額には十分すぎる価値があるんです。
CPOとして店頭に並ぶためには、レクサスの非常に厳しい基準をクリアしなければなりません。90項目以上の納車前点検、さらに基準値以下の消耗品はすべて新品に交換されます。LS専用のパーツはどれも高額ですから、これを納車前にリセットしてもらえるのは、いわば「数十万円分の整備パッケージ」が最初から付いているようなもの。
さらに、購入後2年間の走行距離無制限保証が付きます。万が一ハイブリッドシステムや高価な電装系が故障しても、あなたは1円も払う必要がない……この安心感は、何物にも代え難いですよね。さらに、最近ではレクサスCPOフェア対象車とは?お得な購入方法と注意点を徹底解説といった、お得に認定中古車を手に入れるチャンスも増えています。
こうした制度を賢く使うのが、真の賢いオーナーの姿かなと思います。
レクサスオーナーという「特権」を買う
CPOで購入する最大のメリットは、車そのものよりも「購入後の体験」かもしれません。全国のレクサスディーラーにある「オーナーズラウンジ」の利用権、24時間365日対応のコンシェルジュサービス、さらには定期点検時の手厚いおもてなし。これらはCPOオーナーだけに許された特権です。
虫眼鏡さんのような多忙なクリエイターが、もし車を自分で管理する手間を省き、最高のサポートを受けたいと考えたなら、間違いなくこのCPOルートを選んでいるはずです。車をただの機械としてではなく、最高のサービスを含めた「体験」として買いたいなら、CPOの価格差は決して高くはありません。

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CPO(認定中古車)を選ぶべき3つのタイプ
- メカに詳しくない人: 故障のリスクをすべてディーラーに預けたい。
- おもてなしを重視する人: ラウンジ利用やオーナーズデスクをフル活用したい。
- 長期保有を考える人: 2年保証終了後も継続してディーラー整備を受けたい。
愛車を売った噂の真相と現在の所有状況
ネットの世界では、人気者の愛車に変化があるとすぐに「売ったのか?」という噂が立ちます。虫眼鏡さんのレクサスについても同様ですが、実際の所有状況については本人の公式な発信がない限り、確定的なことは言えません。しかし、整備士として、そして一人のビジネス的な視点から言わせてもらえば、彼のようなトップYouTuberが車を「売った」としても、それは全く不思議なことではないんです。
なぜなら、彼らにとって車は「大切な資産」であると同時に、「効率的な節税・事業ツール」でもあるからです。特にレクサスLSのような高額車両を中古で購入した場合、短い期間で大きな減価償却費を計上でき、所得税などの負担を合法的に抑えることができます。
そして、価値が一定以上に下がりきる前に売却し、また次の魅力的な車(例えば新型モデルや、さらなる高級車)に乗り換える。この「高値で買って、高値で売る」サイクルを高速で回すことは、賢明な経営者としての虫眼鏡さんなら当然考えているはず。もし彼が今のLSを売ったとしたら、それは「車に飽きた」からではなく、次のワクワクする企画や事業への投資として、資産を最適化した結果なのでしょう。
売却された「虫眼鏡号」の行方
もし彼が実際に愛車を売却していたとしたら、その個体はどこへ行くのでしょうか? 多くの場合、正規ディーラーの下取りに出され、再び「CPO(認定中古車)」として、あるいは業者専用のオートオークションを通じて、全国のどこかの中古車販売店に並びます。
虫眼鏡さんのようなマメな性格の方が乗っていた車両であれば、整備状況も完璧に近いでしょう。もしあなたが偶然、東海オンエアの地元付近のレクサス店で「極上のLS500h F SPORT」を見つけたら……。それはもしかすると、かつて彼がハンドルを握り、数々の伝説を生み出した一台かもしれませんね。そうしたストーリーを想像しながら中古車を探すのも、また一興です。
「売った」噂が出る理由のメカニズム
- 減価償却の完了: 節税効果が薄れるタイミングでの定期的な乗り換え。
- 撮影場所の変化: 動画に映る車が変わった、あるいは映らなくなったことによる推測。
- ファンの期待: 「次はどんな凄い車に乗るんだろう?」というポジティブな興味。
タイヤ交換や車検など維持費にかかる費用
「レクサスを中古で安く買いたい!」という熱意に少しだけブレーキをかけるようで心苦しいのですが、ここが一番大事なポイントです。LSオーナーになるために、最も覚悟しなければならないのが「維持費のパワー」です。私が整備工場でお客さんにいつも伝えているのは、「車両価格は中古車でも、維持費は1,600万円の高級車そのものですよ」という現実です。
特にLS500hの場合、その車重とハイテク装備が、お財布に容赦なく襲いかかります。
まず、避けて通れないのがタイヤです。F SPORTに装着される20インチのランフラットタイヤは、パンクしても一定距離を走れる特殊な構造をしていますが、とにかく高い! 4本交換しようと思えば、工賃込みで25万円から40万円は覚悟してください。これを「安いアジア製タイヤでいいや」と妥協してしまうと、LS自慢の静粛性と乗り心地が台無しになります。
また、車検についても、重量税だけで数万円。整備士の手間も、国産車最高峰の複雑なシステムを点検するため、一般的な車より高く設定されています。購入を検討している方は、あらかじめ手元に「維持費専用の貯金」として、最低でも50万円、できれば100万円ほど持っておくのが、精神衛生上よろしいかと思います。
見えないコスト「エアサス」の寿命
さらに、10万kmを超えてくると「エアサスペンション」の寿命がやってきます。LSの極上の乗り心地を支えるこの魔法の足回りですが、1箇所壊れるだけで修理代は20万円コース。4箇所すべて交換となれば、軽自動車が1台買える金額になります。こうした高額修理のリスクを「高級車に乗るための税金」と割り切れるかどうかが、LSを維持できるかどうかの分かれ道です。
とはいえ、日頃のメンテナンスを怠らなければ、それに応えてくれる信頼性があるのもレクサス。正しい知識を持って向き合えば、決して怖すぎることはありません。

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| 項目 | 想定金額 | 解説 |
|---|---|---|
| 自動車税 | 57,000円 | 3.5Lエンジンの標準税額(出典:総務省) |
| 任意保険 | 15万 〜 25万円 | 車両価格が高いため車両保険必須。 |
| タイヤ代(積み立て) | 10万円 | 3年で交換を想定した年間分。 |
| オイル・消耗品 | 5万円 | 高性能オイルを贅沢に使用。 |
| 年間合計目安 | 約35万 〜 45万円 | ガソリン代、駐車場代、車検費用は含まず。 |
(出典:総務省『地方税制度 自動車税種別割』https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/149767_13.html)に基づいて計算。実際の納税額は個別に確認が必要です。
買取相場から分かる高級セダンの値落ち率
高級車オーナーにとって、自分の愛車が「今いくらで売れるのか」という事実は、時に残酷な現実を突きつけます。LS500hも例外ではなく、その値落ちのスピードは凄まじいものがあります。新車で1,600万円した車両が、5年後の買取査定では500万円から600万円、走行距離が多ければそれ以下になることも珍しくありません。
つまり、5年間で「1,000万円以上の価値」が蒸発してしまった計算になります。これを聞いて、「損しすぎる!」と震える方もいるかもしれませんね。
しかし、整備士として、そして「中古車を賢く買いたい」と考えている皆さんにお伝えしたいのは、この「凄まじい値落ちこそが、あなたにとってのチャンスである」ということです。新車で購入したオーナーが、その車が持つ「最新」という輝きのために1,000万円以上のコストを支払ってくれました。
中古で買うあなたは、その多額の「新車プレミアム」を一切負担することなく、LSという至高の工業製品を、新車のアルファードやハリアーと同じくらいの価格で手に入れられるんです。この価値の逆転現象は、中古車市場における最大のバグ……いや、恩恵だと言えるでしょう。
値落ちのカーブを味方につける
面白いのは、5年を超えたあたりから値落ちのカーブが緩やかになることです。1,600万円から600万円までは一気に落ちますが、600万円から300万円までは、さらに数年かけてゆっくりと落ちていきます。つまり、虫眼鏡さんのような年式の個体を中古で買い、2〜3年楽しんでから売却すれば、あなたの手元に残る金額のクサスの値段と賢い「目減り」は、新車オーナーに比べれば遥かに少なくて済みます。
リセールの低さを嘆くのではなく、その低さを利用して、最高級の世界を短期間、最小コストで味わい尽くす。それこそが、情報強者である現代のオーナーにふさわしい「賢い買い方」ではないでしょうか。

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さらに査定を下げるNG行為
- 喫煙: 臭いは完全に消えず、査定に致命的なダメージを与える。
- 低質なカスタム: 派手な社外パーツは一般的にマイナス査定。純正キープが鉄則。
- 整備記録の紛失: ディーラーでの整備履歴がないと、信頼性が低く評価される。
よくある質問
Q:虫眼鏡さんが所有しているレクサスの具体的なグレードと新車価格は?
A:グレードはハイブリッドモデルの「LS500h F SPORT」です。新車時の価格は、メーカーオプションや諸経費を含めると約1,600万円〜1,700万円に達する最高峰のスペックです。
Q:虫眼鏡さんと同じ2019年式のレクサスLSは中古でいくらくらい?
A:一般の中古車販売店では、支払総額400万円台後半〜600万円台が目安です。レクサス認定中古車(CPO)の場合は、手厚い保証が付帯するため800万円を超えるケースも多くあります。
Q:高級セダンであるLS500hの維持費は年間でどの程度かかりますか?
A:自動車税や任意保険、メンテナンス代を合わせ、年間で約35万〜50万円(燃料代・駐車場代別)が目安です。特に20インチのタイヤ交換は1回で25万〜40万円かかる高額な消耗品です。
Q:将来売ることを考えたとき、リセールに有利なボディカラーは?
A:F SPORT専用色の「ホワイトノーヴァガラスフレーク」が最強です。次いで「グラファイトブラックガラスフレーク」が人気で、これら定番色以外と比べると査定額に数十万円の差が出ることがあります。
虫眼鏡のレクサスの値段と賢い買い方のまとめ

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ココがおすすめ
ここまで、東海オンエア・虫眼鏡さんの愛車であるレクサスLS500hをきっかけに、中古市場の裏側から維持費のリアルまで、整備士の目線で余すところなくお伝えしてきました。最後に、納得の一台を手にするためのポイントを振り返りましょう。
- 虫眼鏡さんのレクサスと同型(2019年式)は、中古市場で400万〜600万円台が現実的な狙い目
- リセールバリューを最大化するなら「ホワイトノーヴァ」の「F SPORT」が最強の組み合わせ
- 安心とVIP待遇を求めるならレクサス認定中古車(CPO)、安さを極めるなら一般店での目利きを
- 「売った」時の資産価値を守るためにも、正規ディーラーでの定期メンテナンスは欠かさない
- 車両価格だけでなく、年間数十万円規模の「維持費」をあらかじめ予算に組み込んでおく
虫眼鏡さんのレクサスの値段を知り、その圧倒的な高級感と意外なほど手の届く中古相場のギャップに、期待が膨らんでいる方も多いと思います。LSは、ただ移動するための道具ではありません。日本の技術と真心が詰まった、世界に誇れる「芸術品」です。そのハンドルを握ることは、あなたの人生に新しい景色と自信を与えてくれるはずです。
整備士として断言しますが、LSはしっかりとメンテナンスさえすれば、20万kmでも30万kmでも走り続けるタフな車です。最初の一歩を踏み出す勇気さえあれば、憧れのレクサスライフはすぐそこまで来ています。あなたが最高のパートナーとなる一台に出会えることを、心から願っています!
最終的な判断や、細かいコンディションの確認は、必ず信頼できるプロのスタッフに相談しながら進めてくださいね。最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!