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レクサス純正ホーン取り付け完全ガイド!失敗しないDIY手順と品番知識

神崎悠真

神崎 悠真(1級自動車整備士)                       元大手メーカー勤務。現在は高級車を中心に扱う現役のメカニック兼、自動車検査員です。このブログでは、カタログのスペック表には載っていない**「故障リスク」や「本当の資産価値」**について、整備士の視点から忖度なしで解説します。                                  車選びで失敗したくない方は、ぜひ私の経歴をご覧ください。                                             資格一覧                                         自動車整備士一級、自動車検査員、中古自動車査定員、低圧電気取扱者、大型自動車第一種運転免許、中型自動車第一種運転免許、準中型自動車第一種運転免許、普通自動車第一種運転免許、牽引自動車第一種運転免許証、甲種危険物取扱者、ガス溶接技能講習修了証、全工協主催 基礎製図検定・機械製図検定、全工協主催 情報技術検定、フォークリフト運転技能講習修了証(最大荷重1t以上)、半自動溶接適格性証明書専門級、玉掛け技能講習修了証、床上操作式クレーン運転技能講習修了証(つり上荷重5t以上)、産業車両整備技能士特急、ジュニアマイスターゴールド認定

はじめまして! このブログ「プレミアムカージャーナル」の運営責任者であり、現役の整備士を務めております、神崎悠真(かんざき ゆうま)と申します。

愛車のカスタマイズを考えたとき、真っ先に思い浮かぶのがホーンの交換ではないでしょうか。特にトヨタ車オーナーの間で定番となっているのが、レクサス純正ホーンの取り付けです。あの独特の重厚で洗練された響きに憧れて、自分でやってみたいと考える方も多いですよね。

しかし、実際に作業をしようとすると、シングルホーンからダブルホーンへの配線分岐や、バンパー脱着の手間、さらには車検に通るのかといった保安基準の不安など、意外と悩みどころが多いものです。私自身もこれまで数多くの車両でレクサス純正ホーンの取り付けをお手伝いしてきましたが、ちょっとしたコツを知るだけで、DIYのクオリティは劇的に上がります。

この記事では、そんな皆さんの疑問を解消し、理想のサウンドを手に入れるためのステップを詳しく解説していきますね。

一般的なホーンの単調な音と、管楽器のような重厚な響きを持つレクサス純正ホーンの波形イメージの比較図

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記事のポイント

  • レクサス純正ホーンの音響特性と正規品を見分けるための品番知識
  • シングルホーン車でも安心な配線分岐とリレー活用のテクニック
  • 車種別の設置スペースの課題とバンパー脱着に関する作業のポイント
  • 保安基準を遵守し、確実に車検をパスするための設置ルールと注意点

レクサス純正ホーン取り付けの魅力と製品選びの基礎知識

  • 人気の理由はLS600h純正の高級感ある音色
  • トヨタ車以外でも選ばれる丸子警報器のOEM品質
  • 通販サイトの販売価格と純正品番をチェック
  • ハイとローのセット運用で実現する重厚な響き
  • 中古品購入時に注意したい浸水や劣化のリスク
  • プレミアムな音響がもたらす車両の質感向上

人気の理由はLS600h純正の高級感ある音色

レクサス、特にフラッグシップモデルであるLS600hLS460といった高級セダンに採用されている純正ホーンが、なぜこれほどまでに多くのドライバーから支持されているのか。その答えは、耳にした瞬間に誰もが感じる圧倒的な「音の厚み」と「洗練された余韻」にあります。

一般的な大衆車や軽自動車に標準装備されている「ディスクタイプ」のホーンは、金属板を叩くような「ピーッ」という鋭く単調な音が特徴です。これはコスト面では優れていますが、どこか事務的で寂しい印象を与えてしまいがちですよね。

対してレクサス純正ホーンは、内部に渦巻き状の共鳴管(トランペット構造)を持つスネイルタイプを採用しています。電磁石で震わせた振動板の音を、この共鳴管の中で増幅させて放出することで、管楽器のような豊かで奥行きのある響きを実現しているんです。

この音色は、周囲への警告という本来の機能を確実に果たしつつも、過度に威圧的すぎず、高級車らしい余裕を感じさせてくれるんですよね。まさに「機能と情緒の融合」といった感じで、愛車の格を一気に引き上げてくれる特別なアイテムかなと思います。また、こうした質感への拘りは、レクサスの種類と意味を深く知ることで、ブランド全体が追求する「おもてなし」の精神の一部であることが理解できるはずです。

LS600h採用の音響設計、丸子警報器による信頼のOEM品質、約5,000円からの高い費用対効果を示すアイコンと説明

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音響工学に基づいた周波数設計

レクサスホーンが心地よく聞こえるのには科学的な裏付けもあります。一般的に、人間の耳に届きやすく、かつ不快感を与えにくい周波数の組み合わせが緻密に計算されているんです。この計算された和音が、単なる騒音ではない「警告のサイン」として成立させているわけです。

私自身、多くのホーンを聴き比べてきましたが、このバランスの良さは流石の一言ですね。こうした「音」への執着は、世界最高峰のV10サウンドを奏でるレクサス LFAの中古相場がなぜ高騰し続けるのかという理由にも通じる、ブランドのアイデンティティと言えるでしょう。

トヨタ車以外でも選ばれる丸子警報器のOEM品質

「レクサス純正という名前だけど、自分の日産車やホンダ車に付けても大丈夫?」と心配される方もいるかもしれませんが、全く問題ありません。実はこのレクサスホーン、製造元は日本を代表する警報器メーカーである丸子警報器(MARUKO HORN)なんです。

同社は世界中の自動車メーカーにOEM供給を行っている超一流企業で、その品質の高さは折り紙付き。そのため、マツダ車やスバル車、さらには輸入車に流用するユーザーも非常に多い、カスタマイズの世界では「超定番」のパーツなんですね。

丸子警報器自身も「スーパーギガ」といったブランドで同等の製品を市販していますが、レクサス純正として販売されているものは、トヨタの厳しい独自基準をクリアし、特定の周波数にチューニングされています。また、ステーの形状やカプラーの向きが、取り付けのしやすさを考慮した純正ならではの設計になっているのも嬉しいポイントです。

社外品のホーンだと、配線加工が複雑だったり、耐久性が不安だったりすることもありますが、純正品質のこのホーンなら、長年にわたって安心して使い続けることができるはずですよ。もしあなたがBMWを二度と買わないと決めて国産車に乗り換えたばかりなら、こうした「壊れにくく高品質な純正流用」の楽しさは新鮮に感じるかもしれません。

さらに詳しく

レクサス純正品は、多くの場合「平型端子1本」の仕様です。他メーカー車に取り付ける際は、マイナス側のアースをどう確保するかが唯一のポイントになりますが、後ほど詳しく解説しますね。

通販サイトの販売価格と純正品番をチェック

レクサス純正ホーンを手に入れる方法はいくつかありますが、最近ではAmazonや楽天、Yahoo!ショッピングといった大手ECサイトで簡単に購入できるようになりました。価格の相場は、ハイ・ローのセットで5,000円〜6,500円程度。数万円する社外パーツに比べれば、この金額で劇的な音質の変化を得られるのは、非常に「コスパが良い」と言えるんじゃないでしょうか。

注文時に品番を間違えてしまうと、片方の音しか届かなかったり、形が合わなかったりするので、以下の表を確認して正しく手配しましょう。

アイテム名 純正品番 詳細・周波数特性
HIGH(高音用) 86510-30700 鋭く澄んだ音抜けを担当。400Hz付近の音域。
LOW(低音用) 86520-30610 響きの土台となる重厚な低音を担当。500Hz付近の音域。

正規ディーラーでも注文可能ですが、基本的には定価販売になります。少しでも安く抑えたいならポイント還元のあるECサイトを、確実な正規品を手に取って確認したいならディーラー窓口を利用するのがいいかなと思います。正規店での購入体験に興味がある方は、レクサスオーナーズラウンジの利用条件なども併せてチェックしてみると、ブランドの敷居の高さやサービスの違いが分かって面白いですよ。

ハイとローのセット運用で実現する重厚な響き

ここで非常に大切なことをお伝えします。レクサス純正ホーンを取り付けるなら、絶対にHIGHとLOWの2個セットで装着してください。「エンジンルームが狭いから、とりあえず低音側だけ付けてみようかな」という方がたまにいらっしゃいますが、それは絶対にNGです。

なぜなら、このホーンは2つの異なる周波数が合わさることで、初めてあの独特の「不協和音ではない、美しいハーモニー」を奏でるように設計されているからです。

高音側は遠くまで音を届ける「透過性」を、低音側は音に「厚み」を与える役割を担っています。どちらかが欠けると、せっかくのレクサスサウンドが台無しになり、単に「ちょっと変わった音のホーン」で終わってしまいます。どうしても設置場所が見つからない場合は、L字ブラケットなどを自作してでも、2つセットで鳴らせる環境を作ってあげてください。

こうした拘りは、例えばポルシェ GT2とGT3の違いを追求するようなストイックなメカニズムへの理解に近いものがあります。最高の状態を引き出してこそ、パーツは本来の価値を発揮するのです。

中古品購入時に注意したい浸水や劣化のリスク

ヤフオクやメルカリを見ていると、1,000円〜2,000円といった格安価格で「レクサスホーン中古品」が出品されていることがあります。「音が出るなら中古で十分」と考えるのも一つの選択肢ですが、私はあまりおすすめしません。理由は、ホーンというパーツの特性上、外観からは見えないダメージを抱えているケースが多いからです。

ホーンは基本的にフロントバンパーの裏、つまり雨風が最も当たる場所に設置されています。特に過走行車から取り外されたものは、内部に水が入り込んで振動板が錆びていたり、熱害で電磁石のコイルが弱っていたりすることがあります。取り付けた直後は鳴っていても、数週間で「音が割れる」「鳴らなくなる」といったトラブルが起きがちなんです。

もし型落ちレクサスの解体パーツなどを検討しているなら、まずは新品価格との差額を冷静に計算してみてください。新品が5,000円程度で手に入ることを考えれば、手間をかけて作業するDIYだからこそ、信頼できる新品を選んで一発でバシッと決めるのが、結果的に一番安上がりで賢い選択かなと思いますね。

中古品のリスクを避け新品を選ぶ原則と、高音(HIGH)・低音(LOW)をセットで揃える必要性の解説画像

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ココに注意

中古品の場合、ステーが曲がっていて無理やり固定すると、ホーン本体とボディが干渉して音が濁る原因にもなります。新品の真っ直ぐなステーは、音質面でも有利ですよ。

プレミアムな音響がもたらす車両の質感向上

ホーン交換は、自分ではなかなか音を聴く機会が少ない「自己満足」のカスタムと言われることもあります。でも、実際はそうではありません。道を譲ってもらった時の短い「サンキューホーン」や、万が一の危険回避の際、その瞬間に響く音が上質であることは、ドライバーの心の余裕に繋がります。

高級車には高級車たる理由があり、細かなパーツ一つひとつの積み重ねが「質感」を作っているんですよね。これは、長距離でも疲れないレクサスの秘密が、シートや静粛性といった細部の拘りにあるのと全く同じ理屈です。

レクサス純正ホーンへの交換は、視覚的な変化こそありませんが、「音のドレスアップ」として非常に効果的です。自分の車が、まるでレクサスのような佇まいに一歩近づいたと感じられる満足感は、他では味わえないもの。DIY初心者の方でも挑戦しやすく、かつ満足度が非常に高いこのカスタマイズ、ぜひあなたにも体験してほしいなと思います。

さらなる高みを目指すなら、レクサスに合う芳香剤などで五感を満たす空間作りをするのも楽しいですよ。

失敗しないレクサス純正ホーン取り付けの施工手順と注意点

  • シングルからダブルへ変更する分岐配線のコツ
  • 軽自動車で推奨されるリレーハーネスの活用法
  • 端子数の違いによるボディーアースの取り方
  • 故障を防ぐための開口部の向きと防水対策
  • バンパー脱着の有無と作業工賃の目安
  • よくある質問
  • 法規を守りレクサス純正ホーン取り付けを完了する

シングルからダブルへ変更する分岐配線のコツ

さて、ここからは実際の作業について深掘りしていきましょう。まず直面するのが「配線が足りない」という問題です。特にコンパクトカーやエントリークラスの車両は、コスト削減のためにホーンが1つしか付いていないシングルホーン仕様が一般的です。しかし、レクサス純正ホーンは2個セットで鳴らすのが基本。つまり、車両側の1本のプラス線を2本に増やしてあげる必要があります。

ここで初心者がやりがちなのが、純正の配線をブチッと切ってエレクトロタップで強引に分岐させる方法です。でも、これはおすすめしません。接触不良や断線の原因になりますし、何より見た目が美しくありません。私のおすすめは、エーモン工業などのメーカーから販売されている「ホーン用変換コード」や「二股分岐ハーネス」を利用することです。

これなら車両側のカプラーに差し込むだけで、配線を傷つけることなくスマートに2本へ増やせます。DIYの基本は「元に戻せること」ですので、こうした専用部材を使って、カプラーオンでの確実な接続を心がけましょう。もし、将来的にレクサス CPOへの乗り換えを検討して今の車を下取りに出す際も、純正戻しが容易なこの方法は査定面でも有利になります。

配線まとめのひと工夫

市販の二股分岐ハーネスを使用した推奨接続と、エレクトロタップを使用した非推奨な接続の比較イラスト

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分岐させた後の配線は、走行中の振動でブラブラしないようにタイラップ(結束バンド)で固定しましょう。このとき、配線をあまりピンと張りすぎないのがコツです。ある程度余裕を持たせておかないと、エンジンの振動などで端子部分に負荷がかかり、根元から折れてしまうことがあるからです。

配線にも「遊び」を持たせるのが、プロっぽい仕上げの秘訣ですね。もし作業中にレクサスのオレンジ色のビックリマークのような警告灯が点灯してしまったら、どこかで配線をショートさせていないか、速やかに確認が必要です。

軽自動車で推奨されるリレーハーネスの活用法

軽自動車や、少し年式の古い車両にレクサスホーンを取り付ける際にぜひ検討してほしいのが、ホーンリレーの導入です。ホーンを1個から2個に増やすということは、流れる電流も2倍になるということです。軽自動車などの細い純正配線では、この増えた電流を十分に流しきれず、電圧降下が起きて「音が弱々しい」「本来の音色が出ない」といった事態に陥ることがあります。

ホーンリレーを使えば、バッテリーから直接(バッ直)太い線で電力を供給し、純正の配線はリレーを動かすためのスイッチ信号としてのみ使用することになります。これにより、ホーンに100%のパワーが伝わり、レクサス純正ホーン特有の迫力あるサウンドがしっかりと響き渡るようになります。

また、車両側のホーンスイッチや配線への負荷も大幅に軽減されるため、電気的なトラブルを未然に防ぐことにも繋がります。「せっかく付けたのに音がイマイチだな」と感じる前に、最初からリレーキットを用意しておくのが、実は一番の近道かもしれませんね。

こうした電気系統の知識は、BMWの壊れやすい年式を避けて中古車を選ぶような、賢いオーナーシップにも通じる大切な感覚です。

ココがポイント

リレーを組む際は、ヒューズの入れ忘れに注意!万が一ショートした際に車両火災を防ぐため、バッテリーのすぐ近くに適切な容量のヒューズを設置するのは必須です。

端子数の違いによるボディーアースの取り方

電装系のカスタマイズで一番の難関が「アース」です。レクサス純正ホーンは端子が1つだけのタイプが多いのですが、これは本体を固定する「ステーとボルト」を通じてマイナス側を車体に逃がすボディーアース前提の設計だからです。ここで注意したいのが、取り付け場所の塗装です。

多くの車ではホーンを取り付けるフレーム部分はしっかりと塗装されています。塗膜は電気を通さない絶縁体ですので、そのままボルトを締めても電気が流れず、ホーンは一言も鳴ってくれません。

確実なのは、取り付けボルトの当たる部分の塗装を少しだけ剥がすか、あるいはボルトにアース用の「クワガタ端子」を共締めし、未塗装の確実なアースポイントまで配線を引いてあげることです。特に樹脂パーツ(グリル周りなど)にホーンを固定する場合は、ボディーアースが全く効きませんので、必ず独立したマイナス配線を作ってあげましょう。

こうした地道な作業こそが、レクサスの電池交換方法を自分でマスターするのと同じように、愛車への深い理解と愛着を生むきっかけになります。テスターで導通をチェックした瞬間に「ピーッ」と反応が出るあの安心感、ぜひ皆さんも味わってください。

塗装を剥がして接点を出す方法や、クワ型端子でアース線を追加して確実に通電させる仕組みの図解

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故障を防ぐための開口部の向きと防水対策

取り付け作業の終盤、最も重要なのがホーンの「向き」です。レクサス純正ホーンのようなスネイル型は、渦巻き状の構造をしているため、一度水が入ると簡単には抜けません。そのため、ホーンの開口部(音が抜ける口)は必ず「真下」に向けるのが鉄則です。前向きや上向きに付けてしまうと、走行中の雨水や洗車時の水がダイレクトに侵入し、内部の振動板を腐食させたり、電気回路をショートさせたりします。

私の経験上、ホーンの故障原因の第1位は、この「不適切な向きによる浸水」です。

さらにプロのテクニックとして覚えておきたいのが、配線の「水滴落とし」です。ホーンに向かう配線が上からまっすぐ降りてくると、雨水が配線を伝ってカプラー内部に侵入してしまいます。これを防ぐために、カプラーの直前で配線を一度 U字にたわませて、水が一番低い場所で滴り落ちるように工夫するんです。

こうした些細な気遣いが、レクサス ボディーコートのメンテナンスを欠かさないような丁寧なオーナーに共通する美学ですね。愛車を長く健やかに保つポイントになるんですよ。

開口部を真下に向ける推奨設置例と、配線をU字にたるませて浸水を防ぐ「水滴落とし」の解説図

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バンパー脱着の有無と作業工賃の目安

「自分でバンパーを外すのは怖いな……」という方も多いですよね。確かに最近の車は、バンパーの裏にミリ波レーダーや超音波センサーなどの精密機器がギッシリ詰まっています。30系プリウスなどの特定の車種では、上部のクリップを外して「隙間」から作業することも可能ですが、無理をするとバンパーに爪の跡がついたり、奥のセンサーを壊してしまったりするリスクもあります。

特にベンツ Aクラスのボンネット開け方に戸惑うような輸入車ビギナーの方は、構造の違いに戸惑うこともあるでしょう。作業に自信がない場合は、プロに任せるのも立派な選択です。

依頼先 推定工賃(目安) 特徴
カー用品店 5,000円〜10,000円 手軽だが、車種によりバンパー脱着で追加料金。
ディーラー 10,000円〜18,000円 安心感は抜群。センサー再設定(エーミング)も対応可。

工賃を節約してDIYでいくか、安心を買ってプロに任せるか。最近の車両は「バンパーを外しただけでセンサーの校正が必要になる」場合もあるので、無理をせず事前にディーラーへ相談してみるのが一番確実かなと思います。レクサスの見積もり交渉のついでに、持ち込み取り付けの相談をしてみるのも一つの手ですよ。

よくある質問

Q:レクサス以外のトヨタ車や、日産・ホンダなどの他メーカー車にも取り付け可能ですか?

A:可能です。製造元の丸子警報器は多くのメーカーにOEM供給しており、品質面でも流用は一般的です。ただし、他メーカー車ではマイナス側のアース配線を別途確保する必要があります。

Q:シングルホーンから交換する場合、配線はどうすればいいですか?

A:車両側の1本のプラス線を2本に増やす必要があります。エレクトロタップでの分岐は接触不良のリスクがあるため、市販の「二股分岐ハーネス」などを使用したカプラーオンでの接続を推奨します。

Q:なぜHIGHとLOWの2個セットで取り付けなければならないのですか?

A:このホーンは2つの異なる周波数が重なることで、レクサス特有の重厚で美しいハーモニーを奏でるように設計されているためです。片方だけでは本来の音色を発揮できません。

Q:故障を防ぐために最も注意すべき取り付けのポイントは何ですか?

A:ホーンの「向き」です。スネイル型は内部に水が入ると抜けにくいため、開口部を必ず「真下」に向けて取り付けてください。また、配線を伝って水が侵入しないよう、カプラー直前で配線をU字にたわませる工夫も有効です。

法規を守りレクサス純正ホーン取り付けを完了する

最後に、絶対に無視できないのが「車検」の問題です。警音器(ホーン)については、道路運送車両の保安基準第43条によって厳格にルールが定められています。具体的には、音色が一定であること、連続して鳴ること、および音量が規定内であることが求められます。(出典:国土交通省『道路運送車両の保安基準 第43条(警音器)』

レクサス純正ホーンはこの基準を満たすように設計されていますが、取り付け方法が悪いと車検に通りません。例えば、配線がグラグラで鳴ったり鳴らなかったりする場合や、取り付けステーが弱くて走行中に激しく振動してしまうような状態はNGです。これは、BMWの車検費用を抑えるために自分で点検を行う際にも共通する、保安部品への基本的な考え方です。

また、運転席から音色を切り替えられるスイッチを付けるのも違法となります。正しく、堅実に取り付けて、周囲に優しく、かつ自分も満足できるレクサスサウンドを完成させてください。安全第一のカスタマイズこそが、最高のカーライフを作る近道ですよ!

※数値データや工賃はあくまで一般的な目安です。正確な情報は各自治体の運輸局や公式サイト、または作業を依頼する専門店へご確認ください。最終的な取り付け判断は、専門家と相談の上、自己責任で行ってください。

製品選び、3つの掟(配線・アース・向き)、保安基準の遵守を再確認するチェックリスト

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神崎 悠真(1級自動車整備士)                       元大手メーカー勤務。現在は高級車を中心に扱う現役のメカニック兼、自動車検査員です。このブログでは、カタログのスペック表には載っていない**「故障リスク」や「本当の資産価値」**について、整備士の視点から忖度なしで解説します。                                  車選びで失敗したくない方は、ぜひ私の経歴をご覧ください。                                             資格一覧                                         自動車整備士一級、自動車検査員、中古自動車査定員、低圧電気取扱者、大型自動車第一種運転免許、中型自動車第一種運転免許、準中型自動車第一種運転免許、普通自動車第一種運転免許、牽引自動車第一種運転免許証、甲種危険物取扱者、ガス溶接技能講習修了証、全工協主催 基礎製図検定・機械製図検定、全工協主催 情報技術検定、フォークリフト運転技能講習修了証(最大荷重1t以上)、半自動溶接適格性証明書専門級、玉掛け技能講習修了証、床上操作式クレーン運転技能講習修了証(つり上荷重5t以上)、産業車両整備技能士特急、ジュニアマイスターゴールド認定

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