はじめまして! このブログ「プレミアムカージャーナル」の運営責任者であり、現役の整備士を務めております、神崎悠真(かんざき ゆうま)と申します。
街中でスタイリッシュなアウディを見かけたとき、あのモデルはなんて呼ぶんだろう、あの数字にはどんな意味があるんだろう、と気になったことはありませんか。特に最近のアウディはネーミングの仕組みが少し複雑になっていて、アウディの車種の読み方の一覧を探している方も多いかもしれません。
実は、車種名に付いているアルファベットや2桁の数字の意味を理解すると、その車がどのくらいのパワーを持っていて、どんな性格なのかが手に取るように分かるようになるんです。この記事では、現役整備士の視点から、アウディの車種の読み方の基本から最新の命名ルールまで、分かりやすく丁寧に解説していきます。これを読めば、カタログや中古車サイトを見るのがもっと楽しくなりますよ。

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記事のポイント
- アウディの各モデルが持つアルファベットと数字の法則
- アバントやスポーツバックといった独自呼称の正体
- 混乱しやすい35や40といった2桁数字の読み解き方
- 2024年から始まったEVシフトに伴う最新のネーミングルール
アウディの車種の読み方や命名規則を徹底解説
- A1からA8までサイズで変わる種類と特徴
- スポーツ性能を追求したSとRSモデルの違い
- アバントやスポーツバックの正しい意味
- フォーリングスのロゴが持つ歴史と由来
- クワトロやSトロニックなどの技術用語
- 排気量ではなく出力を示す2桁の数字の意味
A1からA8までサイズで変わる種類と特徴
アウディの最もベーシックなラインアップが「A」で始まるシリーズです。読み方はシンプルに「エー」ですね。この後に続く数字は、基本的に「セグメント(車格)」を表現しています。整備士として多くの車を見てきた経験から言うと、アウディはこのヒエラルキーが非常に明確で、数字が大きくなるほどボディサイズが拡大し、内装の質感や静粛性、そして価格帯がステップアップしていく仕組みになっています。
例えば、エントリーモデルの「A1」はBセグメントに属し、日本の狭い路地でもスイスイ走れるコンパクトさが魅力です。次に位置する「A3」はCセグメント。ゴルフなどのライバルが多い激戦区ですが、アウディらしいプレミアム感が光ります。ライバルの動向が気になる方は、BMW 1シリーズ新型の不人気の理由などをチェックしてみると、アウディA3の立ち位置がより鮮明に分かるかなと思います。
そして「A4」はDセグメントの主力で、仕事でもプライベートでも使い勝手の良い「屋台骨」のような存在ですね。さらに上に行くと、Eセグメントの「A6」や「A7」、そしてショーファードリブン(運転手付き)としても使われるFセグメントのフラッグシップ「A8」へと続きます。
整備の現場で面白いのは、数字が大きくなると使われているプラットフォーム(骨格)がガラリと変わる点です。A1やA3はエンジンを横に置く「横置きレイアウト」ですが、A4以上はエンジンを縦に置く「縦置きレイアウト(MLB evo)」が基本となります。これにより、より高度な四輪駆動システム「クワトロ」の搭載が可能になり、高速走行時の直進安定性や乗り心地の重厚感が劇的に向上するんです。
基本的には「数字が大きければ大きいほど高級でデカい」と覚えておけば間違いありません。最近では「A2」や「A4」といった偶数モデルが電気自動車へシフトする動きもありますが、まずはこの1から8までの階段構造を理解することが、アウディを深く知るための第一歩になりますよ。

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| モデル名 | セグメント | プラットフォーム | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| A1 Sportback | B | MQB A0 | 最も小さく都会的なハッチバック。 |
| A3 | C | MQB evo | サイズと機能性のバランスが最高。 |
| A4 | D | MLB evo | アウディのベストセラーモデル。 |
| A6 / A7 | E | MLB evo | 高い静粛性と最新技術の融合。 |
| A8 | F | MLB evo | アウディの誇る最高級セダン。 |
スポーツ性能を追求したSとRSモデルの違い

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アウディには、標準の「A」モデルを遥かに凌駕するパフォーマンスを与えられた「S」と「RS」という2つのスポーツラインが存在します。まず「S」は「Sport」を意味し、読み方は「エス」。これは、普段使いの快適性を一切損なわずに、エンジン出力やサスペンションを強化した「洗練された高性能モデル」です。例えば、A4に対する「S4」のように、見た目は大人っぽいけれど、アクセルを踏めば別世界の加速を見せる、そんな「羊の皮を被った狼」的な魅力がありますね。
整備士としてエンジンルームを開けると、専用の赤いシリンダーヘッドカバーや、強化されたターボチャージャーが目に飛び込んできます。
一方で「RS」は、ドイツ語でレーシングスポーツを意味する「RennSport(レンシュポルト)」の略で、読み方は「アールエス」。こちらはアウディのモータースポーツ活動を担う「アウディスポーツGmbH」が直接手がける、文字通りの「公道を走れるレーシングカー」です。専用のワイドボディ、巨大なエアインテーク、ハニカムメッシュのグリルなど、その姿は一目で特別だと分かります。エンジンの回り方もSモデルよりさらに鋭く、排気音も官能的なサウンドを奏でます。
「Sは日常を彩る速さ、RSはサーキットも見据えた究極の速さ」といった具合に差別化されています。RSモデルのメンテナンスは、専用の特殊工具が必要な場面もあり、まさにプロが認める超高性能車といった印象です。
こうしたハイパフォーマンスモデルは、中古車市場でも非常に高値で取引されますが、メンテナンス状態によって後の維持費が大きく変わります。失敗したくない方は、アウディの中古はやばいと言われる故障リスクの記事で、プロの視点からのチェックポイントを学んでおくと安心ですよ。
RS3やRS4といった名車を所有するのはクルマ好きにとって究極の夢ですが、その分、タイヤやブレーキパッドなどの消耗品費用も「スーパーカー級」であることを覚悟しておく必要があります。しかし、その対価として得られる高揚感は、何物にも代えがたいものです。
ココがおすすめ
もしあなたが「速い車が欲しいけれど、乗り心地がガチガチなのは家族に不評かも…」と悩んでいるなら、迷わずSモデルをおすすめします。RSはロマンがありますが、Sのバランス感は日常において本当に素晴らしいですよ!
アバントやスポーツバックの正しい意味
アウディ特有の呼び方で、初心者の方が一番つまずきやすいのが「ボディタイプ」の名称です。特に「Avant(アバント)」と「Sportback(スポーツバック)」は、アウディを象徴する重要なキーワード。まず「アバント」は、一般的なステーションワゴンのこと。語源はフランス語の「Avant-garde(アヴァンギャルド=前衛的な)」で、昔の「荷物運びのバン」というワゴンのイメージを覆すために名付けられました。
実際、アウディのワゴンはDピラー(後ろの柱)が寝ていて、非常にスタイリッシュなんですよね。積載量を確保しつつ、空気抵抗も抑えられたデザインは、まさに機能美の極致と言えます。
次に「スポーツバック」。これはアウディが独自に定義する「5ドアハッチバック」や「4ドアクーペ」を指します。例えばA3スポーツバックは実用的な5ドアハッチ、A5やA7スポーツバックは、クーペのように流麗なルーフラインを持ちながら後部座席もしっかり使えるエレガントなモデルです。「ワゴンが欲しいならアバント、スタイリッシュな5ドアが欲しいならスポーツバック」と覚えましょう。さらに、SUVモデルのQ3やQ5にも「スポーツバック」という設定があり、こちらは「SUVのクーペ版」という意味になります。
これらはデザインが美しいだけでなく、高速走行時の安定性にも寄与しており、現場で整備をしていても、その空力パーツの細かな処理には驚かされることがあります。荷室の広さを優先するならアバント、都会的な洗練さを求めるならスポーツバック、という選び方が賢いかなと思います。

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自由なメモ
アバント:ワゴン。キャンプやスキー、家族旅行で荷物を載せたい人へ。
スポーツバック:ハッチバック/クーペ。デザインを最優先しつつ、実用性も捨てたくない人へ。
フォーリングスのロゴが持つ歴史と由来
アウディの象徴、4つの輪が重なった「フォーリングス」。このロゴの読み方はそのままですが、その由来を知っているとアウディへの愛着が一段と深まります。この4つの輪は、1932年の世界恐慌という荒波を乗り越えるために合併した「アウトウニオン(Auto Union)」という連合体を構成した4つのメーカーを象徴しています。その4社とは「アウディ」「DKW(デーカーヴェー)」「ホルヒ」「ヴァンダラー」です。
それぞれが、小型車から高級車、オートバイまで得意分野を持っていたんですね。このロゴは「4つの企業の強固な絆」を表現しているんです。
面白いのが「アウディ」という名前の成り立ちです。創業者のアウグスト・ホルヒは、自身の名前である「ホルヒ(ドイツ語で『聞く』)」を会社名に使っていましたが、事情によりその名前が使えなくなった際、息子が「ラテン語で『聞く』は『Audi』だよ」と提案したのが始まりだと言われています。
整備士として車の各部をチェックする際、私はよく「音」に耳を傾けます。異音がないか、エンジンの爆発は均一か。そんな「聞く」という行為がブランドの根幹にあると思うと、非常に感慨深いものがあります。現在では、このフォーリングスは「技術による先進(Vorsprung durch Technik)」というスローガンとともに、「4社の歴史と未来への挑戦」を物語るプレミアムブランドの証として、世界中で信頼されています。
ロゴに込められたストーリーを知ると、フロントグリルに輝く4つの輪が、より誇らしく見えてくるはずですよ。
クワトロやSトロニックなどの技術用語
アウディの車を語る際に、メカニックとして外せないのが「quattro(クワトロ)」と「S tronic(エストロニック)」という2大技術です。まず「クワトロ」は、アウディが世界に先駆けて乗用車に採用したフルタイム四輪駆動システムのこと。読み方はイタリア語で「4」を意味するクワトロ。これ、雨の日の高速道路や雪道での安心感が本当に桁違いなんです。
モデルによって仕組みは異なり、A3などの横置きモデルは電子制御多板クラッチ、A4以上の縦置きモデルは機械式のセンターデフを用いるなど、適材適所の「クワトロ」が採用されています。どんな路面状況でも地面に吸い付くような走りを実現しており、アウディ=クワトロと言っても過言ではないほど、ブランドの核となる技術ですね。
そして「Sトロニック」。これは「デュアルクラッチトランスミッション(DCT)」と呼ばれる変速機のことです。次に使うギヤをあらかじめ待機させておく仕組みなので、変速スピードが驚くほど速く、加速が途切れません。AT(オートマ)の楽ちんさと、MT(マニュアル)のダイレクトな加速感をいいとこ取りしたような装備です。
整備の現場でも、Sトロニックのオイル管理(フルード交換)は重要項目ですが、しっかりメンテナンスされたSトロニックのシフトチェンジは、まるで指を鳴らすような小気味よさがあります。この他にも、メーター全体が地図になる「バーチャルコックピット」など、アウディには「一度使うと戻れない」魅力的な技術が満載。こうした用語を知っておくと、カタログのスペック表を読むのが一気に楽しくなるはずですよ。

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また、地域によってはこうした最新技術に強いディーラーを探すのも手です。例えばAudi杉並の評判などは、サービス品質を測る一つの目安になるかもしれませんね。
排気量ではなく出力を示す2桁の数字の意味
「A4 35 TFSI」や「Q5 40 TDI」。この「35」や「40」という2桁の数字に、多くの方が首を傾げているのを見かけます。「え、3,500ccもあるの?」と勘違いされることも多いのですが、正解は「エンジンの出力レベル(加速性能のランク)」です。アウディは2018年頃からこの表記を導入しました。背景には、ターボ技術の進化や電気自動車の登場により、「排気量=パワー」という昔の方程式が成り立たなくなったことがあります。
1.0Lターボでも2.0L並みのパワーが出る時代ですから、排気量で呼ぶのをやめて、「この車はこれくらいの加速力がありますよ」という独自の指標を設けたわけです。

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この数字の読み解き方は、世界共通の「kW(キロワット)」という出力単位に基づいています。ざっくりとした目安としては、30が1.0L〜1.4Lクラス相当、35が1.5L〜2.0Lクラス相当、40以上がハイパフォーマンスな2.0L以上の領域となります。整備士の私がアドバイスするなら、「35なら日常で不満なし、40なら高速合流も楽々」と捉えると選びやすいかなと思います。この2桁の後に続く「TFSI」はガソリンターボ、「TDI」はディーゼルターボを意味します。
この組み合わせを知るだけで、その車の心臓部がどうなっているのかが丸分かりになりますね。最新の正確な馬力やトルクについては、必ずアウディの公式サイト等で各モデルのスペック表を確認するようにしてください。 (出典:アウディジャパン株式会社『Audiの新しい出力表記について』)
アウディの車種の読み方と最新のモデル再編
- A4の名称がA5に変わるリネームの背景
- 電気自動車e-tronが示す次世代の基準
- 偶数と奇数で分ける覚え方と新ルール
- 人気のSUVであるQシリーズのラインアップ
- よくある質問
- まとめ|アウディの車種の読み方をマスターしよう
A4の名称がA5に変わるリネームの背景
今、アウディファンの間で最大の関心事となっており、現場の整備士である私の元にも多くの質問が寄せられるのが、長年の大ベストセラー「A4」という名称が事実上消滅し、エンジン車が「A5」へ統合されたというニュースです。これは2024年に本国ドイツで発表された大胆なブランド戦略によるもので、アウディの車種の読み方を覚える上で、現在最も混乱しやすいポイントと言えるでしょう。
これまで「A4」と言えば、アウディの中核をなすセダンとアバント(ワゴン)の代名詞でしたが、次期モデルからはこれらがすべて「Audi A5」という新しい名前を名乗ることになります。
なぜ、使い慣れた「A4」という名前をわざわざ変える必要があったのでしょうか。その理由は、アウディが今後発表する新型車において、電気自動車(EV)とエンジン車(ICE)を名前だけで明確に区別できるようにするためです。後ほど詳しくお話しする「偶数・奇数ルール」に基づき、偶数である「4」は将来の電気自動車専用の番号として確保されることになりました。そのため、現在エンジンを積んでいるA4は、奇数である「5」へと繰り上げられたわけです。
中古車市場で「A4」を探している方と、新車で「A5」を検討している方の間で、しばらくは情報の交錯が続くかなと思います。もし、こうした大型のセダンやスポーツバックに興味があるなら、一つ上のクラスではありますが、アウディA7の故障や維持費のリアルを解説した記事も、アウディの上級モデルを知る上で非常に参考になるはずですよ。名前は変わっても、アウディが誇る精密な作り込みや、路面に吸い付くような走行性能が進化し続けていることは、整備の現場を通じても確信しています。
最新のラインアップについては、混乱を避けるためにも購入前に公式サイトや販売店でしっかりと最新情報を確認するようにしてくださいね。
電気自動車e-tronが示す次世代の基準

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アウディが「次世代のプレミアム」として強力に推進しているのが、電気自動車(EV)専用のサブブランドである「e-tron(イートロン)」シリーズです。読み方はそのまま「イートロン」ですね。数年前までは「Audi e-tron」という単独のSUVモデルのみでしたが、現在は「Q4 e-tron」や「Q8 e-tron」、そしてポルシェとプラットフォームを共有するスーパーカー級の「RS e-tron GT」など、そのラインアップは驚くべきスピードで拡大しています。
整備士の視点からe-tronを評価すると、エンジンという巨大な振動源がないため、ブッシュ類やマウント系の劣化が抑えられ、車全体の静粛性と剛性感の維持が非常に高いレベルにあると感じます。
また、e-tronは単に「電気が動力」というだけでなく、クワトロ技術を電気的に制御することで、ガソリン車では不可能だった緻密なトルク配分を実現しています。例えば、滑りやすい路面での挙動変化は、人間が感知するよりも早くシステムが修正してくれるんです。アウディは2026年以降に発売する新型車をすべてEVにすると宣言しており、まさにこのe-tronがブランドの主役になる時代がすぐそこまで来ています。
「EVになってもアウディはやっぱりアウディだ」と思わせてくれる、しっかりとした接地感と高品質な内装は、e-tronシリーズ最大の魅力ですね。ただし、電気自動車はタイヤの摩耗がエンジン車より早い傾向にあるなど、維持の面で少し異なるポイントもあります。もしアウディのハイパフォーマンスな世界に触れてみたいけれど、まだEVには抵抗があるという方は、アウディRS3の納期や中古高騰の理由をチェックして、内燃機関の頂点を知っておくのも面白いかもしれません。
いずれにせよ、e-tronという言葉は、これからのアウディ選びにおいて避けては通れない、最も重要なキーワードになることは間違いありませんよ。
ココに注意
電気自動車の購入を検討する際は、ご自宅の充電環境の整備だけでなく、自治体ごとに設定されている補助金制度も必ず確認しましょう。年度によって予算や条件が大きく変わるため、最新情報は公式サイト等でチェックすることをおすすめします。
偶数と奇数で分ける覚え方と新ルール
「アウディの名前が多すぎて、もうどれがどれだか分からない!」という方に、ぜひ覚えていただきたい魔法のような法則があります。それが、2024年から導入された「偶数・奇数ルール」です。アウディの車種の読み方をマスターする上で、これが一番シンプルかつ強力な覚え方になります。
アウディは、将来的な電気自動車への完全移行を見据えて、モデル名の数字によってパワートレイン(動力源)を一目で判別できるように整理したんです。このルールを頭に入れておくだけで、最新のニュースが驚くほどスッキリ理解できるようになりますよ。

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新ネーミングの方程式
- 偶数モデル(A2, Q4, A6, Q8など):電気自動車(EV)
- 奇数モデル(A1, A3, A5, Q7など):エンジン搭載車(ICE / HV / PHEV)
例えば、先ほどお話しした「A4がA5になった」というのも、このルールに従った結果です。つまり、今後「A4」や「A6」という名前で新型車が登場したなら、それは100%電気自動車(e-tron)であることを意味します。逆に「A3」や「A5」や「A7」は、少なくとも数年間はガソリンやディーゼルエンジンを積んだモデルとして存続していくわけです。整備士の視点から見ても、お客様が「次はEVにしたい」のか「まだエンジン車に乗りたい」のかによって、おすすめする数字がパッと決まるので、非常に合理的な仕組みだなと感じています。
この過渡期においては、中古車で旧来のA4を買うのか、新車で最新のA5を買うのかといった選択肢が増えるため、購入を検討されている方にとっては、このルールを知っていることが大きな武器になるはずです。ぜひ、ご友人にアウディの車種の読み方を教える際にも、この「偶数・奇数」の話をドヤ顔で披露してみてくださいね!
人気のSUVであるQシリーズのラインアップ

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現在、日本国内でアウディ人気を牽引しているのが、SUVラインアップの「Q」シリーズです。読み方はアルファベットそのままの「キュー」。この「Q」は、アウディの代名詞である四輪駆動システム「quattro(クワトロ)」から取られており、全モデルを通じて高い走行性能とSUVらしい力強さが同居しています。
基本的には「A」シリーズと同様に、1から8までの数字でサイズ(車格)が分けられており、こちらも前述の新ルールが適用され始めています。アウディのSUVは、他社のライバルと比較しても「都会的でスマート」な印象が強く、男女問わず支持されているのが特徴ですね。
末弟の「Q2」は、ポリゴン(多角形)をモチーフにしたエッジの効いたデザインが若年層に人気。続く「Q3」は、日本の道路事情でも扱いやすいサイズ感で、特に女性やファミリー層からの指名買いが多いモデルです。そしてアウディSUVの中核、不動のベストセラーが「Q5」です。整備士としてこのQ5に触れる機会は非常に多いですが、足回りの剛性感や、長距離を走っても疲れにくいシートの出来栄えは、クラス随一と言っても過言ではありません。
さらに上には、圧巻の存在感を放つ「Q7」や、クーペのような流麗さを誇るフラッグシップSUVの「Q8」が控えています。「アウトドアも楽しみたいけれど、街中での洗練された雰囲気も捨てられない」という欲張りな方にとって、Qシリーズは最高の選択肢になるでしょう。ただし、アウディのSUVはクワトロを搭載しているモデルが多く、車重もそれなりにあるため、ブレーキパッドやタイヤなどの消耗品は、Aシリーズよりも少し早めにチェックすることをおすすめします。
自分のライフスタイルに最適な「Q」を見つけて、アクティブな毎日を楽しんでくださいね!
ココに注意
アウディのSUV、特にQ5以上のクラスは全幅(横幅)が1.9mを超えるモデルもあります。日本の一般的な機械式駐車場や狭い路地では、取り回しに苦労することもあるかもしれません。購入前には必ずご自宅周辺の駐車場サイズや、よく行く場所の道路状況を確認しておきましょう!
よくある質問
Q:車種名の後にある「35」や「40」という数字は排気量のことですか?
A:いいえ、排気量ではなく「エンジンの出力レベル(加速性能のランク)」を表しています。数字が大きいほどパワフルなモデルであることを示します。
Q:アバント(Avant)とスポーツバック(Sportback)の違いは何ですか?
A:アバントはステーションワゴンを指し、スポーツバックは5ドアハッチバックや流麗な4ドアクーペスタイルのモデルを指します。
Q:これまでのA4がA5という名前に変わったのはなぜですか?
A:アウディの新しい命名規則により、偶数を電気自動車、奇数をエンジン車とするルールが適用されたため、エンジン車のA4はA5へ統合されました。
Q:電気自動車のモデルを名前で見分ける方法はありますか?
A:モデル名の数字が「偶数(2, 4, 6, 8)」であれば電気自動車(e-tron)であり、「奇数(1, 3, 5, 7)」であればエンジン搭載車です。
まとめ|アウディの車種の読み方をマスターしよう
ここまで長らくお付き合いいただき、本当にありがとうございました! 今回はアウディの車種の読み方を入り口に、少し専門的なメカニズムの話から、今まさに進行している劇的なモデル名のリネーム騒動まで、現役整備士の視点を交えて詳しく解説してきました。
最初はアルファベットや数字の羅列に戸惑っていた方も、その背景にある「サイズ」「パワー」「駆動方式」、そして最新の「偶数・奇数ルール」といったドイツ的なロジックを知ることで、アウディというブランドが描く未来図がスッキリと見えてきたのではないでしょうか。
アウディは今、100年に一度の変革期において、最もアグレッシブに、そして誠実に進化しているブランドの一つだと私は感じています。名前が変わったり、新しい数字が登場したりと、ユーザーとしては覚えるのが少し大変な時期ではありますが、それもすべては「より良い車を、より分かりやすく」届けようとするアウディの姿勢の表れです。
この記事が、あなたが「アウディってカッコいいな」と感じたその直感を、確信に変えるお手伝いになれば、整備士冥利に尽きます。自分にぴったりの一台を見つけて、高品質でスポーティなアウディライフをぜひ満喫してくださいね! もちろん、最終的なスペックや価格の詳細は、アウディジャパンの公式サイトやお近くの正規ディーラーで必ず最新の情報を確認するようにしてください。それでは、皆さまのカーライフが素晴らしいものになることを願っています。また次回の記事でお会いしましょう!

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ココがポイント
・アウディの数字は「車格」と「出力レベル」を論理的に示している
・「偶数がEV、奇数がエンジン車」という新ルールが今後の基本
・アバント(ワゴン)やスポーツバック(クーペ)はアウディ独自の美しい呼称
・最新のモデル再編(A4からA5へ等)には、購入前に十分注意が必要!