はじまして! このブログ「プレミアムカージャーナル」の運営責任者であり、現役の整備士を務めております、神崎悠真(かんざき ゆうま)と申します。

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イギリスの気品と圧倒的なパワーを兼ね備えたアストンマーティンのSUVですが、実際に購入を検討すると一番気になるのがアストンマーティンのSUVの値段ですよね。新車で買うならいくら必要なのか、維持費や燃費はどのくらいかかるのか、あるいは中古なら現実的なのかといった疑問をお持ちの方も多いはずです。
ライバルであるランボルギーニのウルスと比較してどちらが自分に合っているのか、スペックの違いも含めて知りたいという声もよく耳にします。故障のリスクや資産価値の落ち方も含めて、高い買い物だからこそ失敗したくないというお気持ち、本当によく分かります。
この記事では、私が日々触れているクルマの知識を交えながら、DBXの価格構造や所有する上でのリアルなコストについて詳しくお伝えしていきます。
記事のポイント
- アストンマーティンDBXの新車乗り出し価格の目安
- 数百万円単位で変動するオプション装備の具体的な費用
- 中古車市場における年式ごとの相場と狙い目モデル
- タイヤ交換やオイル交換など所有後のリアルな維持費
アストンマーティンSUVの値段と新車モデルの構成
- DBX707が誇る最高峰のスペックと新車価格
- オプションを含めた実質的な乗り出し価格
- ライフスタイルを彩る高額オプションの正体
- SUV市場での立ち位置とブランドの戦略的価値
- ウルスやベンテイガと競合車種の価格比較
DBX707が誇る最高峰のスペックと新車価格
アストンマーティンのSUV、DBXのラインナップは今、大きな転換期を迎えています。現在、新車で検討する際の主役は間違いなく「DBX707」です。以前は550馬力のベースモデルもありましたが、現在は世界最高峰のパフォーマンスを持つ707馬力モデルへと一本化されました。
私のような整備士の視点から見ても、この「707」という数字は単なるバッジ以上の意味を持っています。心臓部にはメルセデスAMG譲りの4.0リッターV8ツインターボが搭載されていますが、ターボチャージャーにボールベアリングを採用するなど、アストン独自のチューニングが施され、驚異的なレスポンスを実現しているんです。
気になる新車価格ですが、2025年モデルのDBX707は約3,119万円からという設定になっています。

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改良新型では、これまでユーザーから指摘されていたインフォテインメントシステムが刷新され、自社開発のタッチスクリーンが採用されました。内装のスイッチ類も物理ダイヤルを多用した非常に質感の高いものに変更されており、価格以上の満足感があるのは間違いありません。
ただ、この金額はあくまで「キャンバスの代金」のようなもので、アストンマーティンのようなウルトララグジュアリーカーの世界では、ここから自分好みの仕様に仕立てていくプロセスが待っています。数百万円の予算変動は当たり前という世界観なんですよね。
アストンマーティンのルーツや背景をより深く知るために、アストンマーティンはどこの国のブランド?という記事も併せて読むと、この価格設定の重みがより理解できるかもしれません。
パワーユニットのメカニズム
この707馬力を発生させるために、エンジンマネジメントは完全に書き換えられ、冷却性能も大幅に強化されています。フロントグリルが従来モデルより大きくなっているのは、この強大な熱量を逃がすため。整備現場でフードを開けると、その凝縮されたメカニズムの美しさにいつも圧倒されます。まさに、SUVの皮を被ったスポーツカーそのものです。
DBX707の主要スペックと標準装備のポイント
- 最高出力:707PS / 最大トルク:900Nm(凄まじい加速力です!)
- トランスミッション:9速湿式クラッチ(変速が驚くほど速いです)
- カーボンセラミックブレーキ:標準装備(強力な制動力を発揮します)
- 最新タッチスクリーン:操作性が格段に向上しました
オプションを含めた実質的な乗り出し価格
アストンマーティンのSUVの値段を考える上で、車両本体価格だけで予算を組むのは少し危険かもしれません。私が見てきたケースでも、多くの方が数百万円単位のオプションを追加されています。高級車の世界では、本体価格はあくまでスタート。ここから「自分だけの一台」を作るためのカスタマイズが始まります。
例えば、ボディカラー一つとっても、標準以外の特別なメタリックカラーを選べばそれだけで100万円前後、職人が手間暇かけて仕上げるサテン仕上げ(マット塗装)なら250万円ほど上乗せされることも珍しくありません。
現実的な「乗り出し価格」としては、車両本体の3,119万円に、人気オプションの300万〜500万円、さらに税金や登録諸経費を加えた合計3,600万円〜3,700万円前後を見ておくのが、今の市場では一般的かなと思います。日本の場合、消費税だけで300万円以上かかりますからね。
さらに、自動車重量税や環境性能割、自賠責保険なども高額になります。こだわり抜いてフルカスタムすれば4,000万円を超えることも十分にあり得ます。まさに「走る芸術品」を所有するための対価と言えますが、その分、手にした時の感動はひとしおでしょう。整備士として納車前点検を行う際も、その仕上がりの完璧さには溜息が出ます。
税金と諸経費の内訳目安
3,000万円を超える車両の場合、環境性能割だけでもかなりの額になります。また、自動車税は排気量4.0L以下なので年間66,500円(2019年10月以降登録車)となりますが、初年度の諸経費合計は100万円を軽く超えてきます。これに加えて、任意保険も車両価格に見合ったプレミアムなプランが必須となるため、維持費の初期段階から相応のコストがかかることを想定しておきましょう。
| 項目 | 概算費用 |
|---|---|
| 車両本体(DBX707) | 3,119万円 |
| 外装・内装オプション平均 | 400万円 |
| 諸経費(税金・保険・登録等) | 150万円 |
| 総支払額(乗り出し) | 約3,669万円 |
ライフスタイルを彩る高額オプションの正体
アストンマーティンが面白いのは、そのオプションの幅広さとユニークさです。単なるカーボンパーツやレザーの張り替えだけでなく、オーナーの日常の「趣味」に直結するパッケージが非常に充実しているのが特徴ですね。整備士として車を預かる際も、トランクを開けてその豪華な装備に驚かされることがよくあります。
これらの装備はアストンマーティンの伝統的な職人技と、現代の利便性が融合した素晴らしいものばかりです。ビスポーク部門である「Q by Aston Martin」に依頼すれば、世界に一台だけの仕様を作ることも可能です。

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例えば、ラゲッジスペースを豪華なベンチに変身させる「イベント・パッケージ」は、英国のポロ競技や乗馬、ピクニックを楽しむ文化を反映したもので、500万円以上の費用がかかることもあります。また、愛犬家の方には「ペット・パッケージ」が人気で、専用のパーティションや傷防止のプロテクター、さらには足を洗うためのポータブルウォッシャーまで用意されています。
他にも、最高級のレザーを使用した専用のラゲッジセットなど、どれも非常に高価ですが、DBXを単なる移動手段ではなく「豊かな人生の道具」として使い倒す層にとっては、欠かせないアイテムとなっているようです。こうしたカスタマイズこそが、所有する喜びを何倍にも膨らませてくれるんでしょうね。
ロゴ一つとってもこだわりたい方は、アストンマーチンとベントレーのロゴの由来や見分け方を参考にすると、ブランドへの理解がさらに深まりますよ。
カスタマイズの自由度と納期
こだわりを詰め込めば詰め込むほど、納期は延びる傾向にあります。特に特別な素材やカラーを指定した場合は、イギリス本国の熟練工が一つずつ手作業で仕上げるため、1年近く待つこともあります。しかし、その待機時間こそが贅沢な時間。納車された瞬間の、そのオーナーのためだけに設えられた空間を体験すれば、誰もが納得するはずです。
自由なメモ
SUV市場での立ち位置とブランドの戦略的価値
DBXが登場するまで、アストンマーティンは財務的に非常に厳しい時期を過ごしていました。しかし、このSUVの成功がブランドを救い、現在の大躍進へと繋がったのは間違いありません。
フェラーリのプロサングエやランボルギーニのウルスなど、名だたるスポーツカーブランドがSUV市場に参入する中で、アストンマーティンは「世界で最も美しいSUV」という唯一無二のポジションを確立しました。デザイナーのアドレ・ナウム氏が手掛けた、優雅な曲線とダックテール状のリアエンドは、SUVでありながらアストンマーティンのスポーツカーそのものに見えますよね。
技術的な側面で見ると、DBXはグループ内の他車からプラットフォームを流用していません。多くの高級SUVが親会社(VWグループなど)の土台をベースにしているのに対し、アストンはDBXのためだけに接着アルミ構造の専用シャシーを開発しました。

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これにより、驚異的なボディ剛性と軽量化を両立し、SUVとは思えない軽快なハンドリングを実現しているんです。
この「専用設計にかける情熱」こそが、3,000万円を超えるプライスタグを裏付ける最大の価値であり、ユーザーがアストンを選ぶ決定打になっているのかなと感じます。整備士の視点から見ても、その骨格の美しさは他のSUVとは一線を画しています。
ブランドの将来性とステータス
アストンマーティンは現在、F1への参戦や新型スポーツカーの投入など、かつてないほどブランド力が向上しています。それに伴い、DBXのステータス性も高まっており、単なる高級SUV以上の「通な選択」としての価値が認められつつあります。所有することで得られる満足感は、他ブランドでは味わえない特別なものがあるはずです。
リセールバリューの面でも、DBX707のような象徴的なモデルは、今後も高い価値を維持し続けると期待されています。
ウルスやベンテイガと競合車種の価格比較

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アストンマーティンのSUVを検討している方が、必ずと言っていいほど比較検討の土台に載せるのが、ランボルギーニ・ウルスやベントレー・ベンテイガですよね。それぞれのブランドが持つ性格は全く異なりますが、価格帯が重なるため非常に悩ましい問題です。
整備士としてそれぞれの車をメンテナンスした経験から言うと、各車には明確な「味」の違いがあります。ウルスは非常にシャープでレスポンスが良く、ベンテイガは魔法の絨毯のような乗り心地。そしてDBXはその両方の良さを兼ね備えつつ、最も「美しさ」に特化した存在です。
| 比較項目 | Aston Martin DBX707 | Lamborghini Urus S | Bentley Bentayga V8 |
|---|---|---|---|
| 新車価格(目安) | 3,119万円〜 | 3,137万円〜 | 2,695万円〜 |
| 最高出力 | 707 PS | 666 PS | 550 PS |
| 0-100km/h加速 | 3.3 秒 | 3.5 秒 | 4.5 秒 |
| 性格 | エレガント×最強走行 | 派手×圧倒的パワー | 極上の快適性×静粛性 |
価格帯は似通っていますが、「ドライバーズカーとしての純度」を求めるならDBX707が頭一つ抜けています。ウルスは非常にパワフルで知名度も抜群ですが、街中での注目度やリセールの強さを重視する方向け。一方、ベンテイガは後部座席の快適性や内装の重厚感が素晴らしく、ショーファードリブンに近い使い方も想定されます。
DBXはそのちょうど中間に位置し、美しいデザインを愛でつつ、一人でハンドルを握ればスポーツカーそのものの走りを堪能できる……そんな贅沢なバランスを保っている唯一の存在かなと思います。この絶妙なポジショニングこそが、多くの富裕層を虜にしている理由なんです。
アストンマーティンSUV의値段相場と中古の魅力
- 1,000万円台から狙える初期モデルの中古相場
- 認定中古車タイムレスを選ぶべき経済的理由
- 定期点検やオイル交換にかかる維持費の現実
- 22インチタイヤの交換費用や燃費の注意点
- プロサングエとの比較で見える究極のコスパ
- よくある質問
- まとめ:アストンマーティンSUVの値段と賢い選び方
1,000万円台から狙える初期モデルの中古相場
「新車で3,700万円は流石に……」と二の足を踏んでいる方にとって、中古車市場は非常に魅力的な選択肢です。アストンマーティンのSUVの値段は、中古になるとぐっと身近なものになります。特に初期に導入された2020年から2022年式のV8モデル(550PS)であれば、現在1,500万円〜1,900万円前後で程度の良い個体が見つかるようになってきました。

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これは、新車時の乗り出し価格から考えると、3年ほどで1,000万円近く「誰かが代わりに負担してくれた」ような状態です。他の人気車種、例えばポルシェ・カイエンの中古が安い理由は?を参考に比較してみると、DBXがいかに高い価値を保ちつつ、中古としての旨味があるかが分かるはずです。
整備士として多くの中古車を見てきた経験から言えば、アストンマーティンのような車は、最初のオーナーがガレージ保管で大切に扱っているケースが多く、走行距離が1万キロ以下の極上車も珍しくありません。ウルスのように中古価格が高騰して新車より高い、なんていう異常な状況ではなく、高級車として「健全な減価償却」をしているのがDBXのいいところ。
1,000万円台後半という価格は、ポルシェ・カイエンのターボやレンジローバーのハイスペックモデルを新車で検討している層にとっても、十分に比較対象になり得る、非常に戦略的な価格帯だと言えるでしょう。これから先、DBX707への中古シフトも進むでしょうが、今こそベースモデルを賢く手に入れる絶好のチャンスかもしれません。
初期モデルのチェックポイント
初期のV8モデルを検討する場合、インフォテインメントの動作の滑らかさや、レザーの状態を念入りに確認してください。また、走行距離が少なくても、定期的にエンジンを回していた個体の方が、ゴム類やシールの状態が良いこともあります。整備記録簿を見て、毎年ディーラーで点検を受けているかどうかが、その後の維持費を大きく左右するポイントになります。
認定中古車タイムレスを選ぶべき経済的理由
中古でアストンマーティンのSUVを検討する際、私が声を大にしておすすめしたいのが、メーカー公認の認定中古車プログラム「Timeless(タイムレス)」です。「安い中古車を見つけたけれど、故障したらどうしよう……」という不安は、このクラスの車を検討する上で最も大きな障壁ですよね。
アストンマーティンは精密な電子制御の塊ですから、万が一の修理代は100万円単位になることも覚悟しなければなりません。購入を検討中の方は、事前にアストンマーチン故障率の真実!をチェックしておくと、心の準備ができると思います。
Timelessプログラムでは、熟練のメカニックが140項目以上に及ぶ厳格な点検を行い、必要があれば純正パーツでリフレッシュされます。そして何より大きいのが、12ヶ月の走行距離無制限保証が付帯すること。
市場の一般中古車より100万〜200万円ほど高く設定されていることもありますが、もしエアコンのコンプレッサーや電子サスペンションに不具合が出れば、その差額分は一瞬で吹き飛んでしまいます。精神的な安心感はもちろん、将来売却する際の査定価格にも「認定中古車だった」という経歴はプラスに働きます。
整備士としての経験上、保証期間内に小さな不具合を出し切ってしまうのが、賢い輸入車ライフのコツ。長い目で見れば、認定中古車を選ぶことが最も経済的で賢明な選択になるはずですよ。

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ココに注意
定期点検やオイル交換にかかる維持費の現実
アストンマーティンのSUVの値段について、忘れてはいけないのが「所有し続けるためのコスト」です。正直に申し上げますと、維持費もやはり超一級品です。例えば、正規ディーラーでの12ヶ月点検やオイル交換を伴う定期整備では、1回につき30万〜45万円ほどかかるのが一般的です。
これにはデフオイルの交換やブレーキシステムの清掃、最新診断機によるエラーチェックなどが含まれますが、国産車の車検費用が毎年やってくるような感覚に近いかもしれません。輸入車の整備費用でお悩みの方は、BMWの車検が高すぎる?で紹介している節約のヒントも参考にしてみてください。
もちろん、新車保証や認定中古車保証が切れた後は、私のような独立系の専門ショップに依頼することで、オイル交換などの基本作業は10万円程度に抑えることも可能です。ただし、DBXは最新のソフトウェアで制御されているため、サービスインターバルのリセットや深い故障診断には、メーカー専用のテスター「AMDS」が不可欠です。
維持費をケチって整備を怠ると、アストン本来の素晴らしい乗り味が損なわれるだけでなく、将来の売却価格(リセールバリュー)も大きく下がってしまいます。「年間50万〜80万円程度の維持費は、この車を最高の状態で保つための投資」だと割り切れる余裕が必要かなと思いますね。

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手をかければかけるほど、車は応えてくれます。
なぜディーラー整備は高いの?
それは、使用する部品や油脂類が非常に高価だからです。例えばエンジンオイル一つとっても、指定の高性能合成油を大排気量のエンジンにたっぷりと注ぎ込みます。また、アストン専任のメカニックが、一般の整備士では気づかないような微細な異音や劣化の兆候を見逃さないための「技術料」も含まれています。安心を金で買う、という側面が強いですね。
22インチタイヤの交換費用や燃費の注意点
意外と見落とされがちですが、実は家計(?)を圧迫するのがタイヤ代です。DBX707が装着しているタイヤは、フロントが285/40 YR22、リアが325/35 YR22という、まるでスーパーカーのような極太サイズです。この専用開発されたアストンマーティン承認タイヤ(AMLマーク付き)を4本新調すると、工賃込みで30万〜50万円は飛んでいきます。
しかも、2トンを超える車重と707馬力のパワーを支えているため、アグレッシブに走れば1.5万キロ程度で交換時期を迎えることも珍しくありません。
燃費についても覚悟が必要です。4.0L V8ツインターボエンジンは、高速道路を巡航すればリッター8〜10km程度まで伸びることもありますが、信号の多い日本の都市部ではリッター4〜6km程度になるのが現実です。100リッター近い燃料タンクをハイオクで満タンにすれば、今のガソリン価格だと2万円近い支払いになります。
「燃費を気にする車ではない」とは言いつつも、日々お財布から出ていく金額としては決して無視できません。ただ、そのガソリンが707馬力の咆哮と官能的な加速に化けていると思えば、ガソリン代も楽しみの一つに変わる……かもしれませんね。環境への配慮も大切ですが、このエンジンを楽しむことは一つの文化を守ることでもあるんです。
燃費を少しでも改善するために
タイヤの空気圧管理を適切に行うことや、不必要な荷物を積まないといった基本的な対策はもちろんですが、アイドリングストップ機能を活用するのも手です。また、アダプティブクルーズコントロールを高速道路で使用すれば、無駄な加減速が減り、驚くほど燃費が改善することもあります。
整備の現場でも、燃費の悪化は点火系のトラブルの前兆であることもあるため、定期的なプラグ確認などもおすすめしています。
プロサングエとの比較で見える究極のコスパ
最近、自動車業界で大きな話題となったのがフェラーリ初の4ドアモデル「プロサングエ」の登場です。あちらはV12エンジンを搭載し、新車価格で約4,760万円という別次元のプライスタグを掲げています。さらに、中古市場ではプレミアがつき、8,000万円を超えるような個体もザラにあります。
一方で、プロサングエと同じ「0-100km/h加速 3.3秒」という驚異的な瞬発力を持つDBX707は、新車で3,000万円台、中古なら2,000万円台後半から狙えるわけです。この比較からも、アストンマーティンの提供する価値の大きさが伺えます。
もちろん、フェラーリのV12という唯一無二の魅力や、ブランドの圧倒的な魔法はあります。しかし、実用的な居住空間や荷室の広さ、そして何より「実際に公道で扱える高性能」という点では、DBX707の方が一枚上手な部分もあります。フェラーリほど周囲を威圧しすぎず、それでいて中身は世界最強クラスのスペック。
アストンマーティンのSUVの値段をプロサングエと比較すれば、これほど「お買い得なスーパーSUV」は他にないのではないかとすら思えてきます。V12への強いこだわりがなければ、DBX707は極めて合理的、かつ情熱的な選択肢と言えるでしょう。整備士として見ても、DBXのパッケージングは非常にバランスが取れていると感じます。

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アストンマーティンDBXを選ぶべき人
- 「ウルスは少し派手すぎるけれど、パワーは譲れない」という方
- 「毎日使えるけれど、特別なオーラを持つ車」を求めている方
- 「英国的な美学やクラフトマンシップ」に価値を感じる方
- 「SUVでも本気のスポーツドライビング」を楽しみたい方
よくある質問
Q:アストンマーティンDBXの新車価格はいくらからですか?
A:2025年モデルのハイパフォーマンス版「DBX707」で、本体価格は約3,119万円からとなっています。以前あった550馬力のベースモデルは現在、この707馬力モデルに集約されています。
Q:オプションを含めた実際の乗り出し価格はどのくらいですか?
A:車両本体価格に人気オプション(300万〜500万円)と諸経費を加えると、合計で約3,600万円〜3,700万円前後が現実的な目安となります。フルカスタムした場合は4,000万円を超えることもあります。
Q:維持費は年間でどのくらい予算を見ておくべきですか?
A:正規ディーラーでの定期点検1回につき30万〜45万円、タイヤ交換1回で30万〜50万円程度かかります。故障がない場合でも、年間で50万〜80万円程度の維持費を見込んでおくのが安心です。
Q:中古車で安く手に入れることは可能ですか?
A:2020年〜2022年式の初期型V8モデルであれば、1,500万円〜1,900万円前後が相場となっており、新車より大幅に安く購入可能です。故障リスクを抑えるなら、認定中古車「Timeless」での購入を推奨します。
まとめ:アストンマーティンSUVの値段と賢い選び方
さて、ここまでアストンマーティンのSUVの値段について、新車から中古、さらには維持費のリアルな裏側まで、私の経験を交えて詳しくお伝えしてきました。アストンマーティンDBXは、単なる高級SUVという枠を超え、所有する人の人生の質を一段階引き上げてくれるような、特別な魔法を持った車です。
新車価格が3,000万円を超えるDBX707はまさに憧れの象徴ですが、初期のV8モデルなら1,000万円台という現実的なラインで見えてくるのも、中古市場がある現代ならではの楽しみ方ですよね。高い投資になりますが、それに見合うだけの素晴らしい世界が待っています。
最後に、後悔しない選び方のコツをお伝えするなら、「何を一番に優先するか」を明確にすることです。最新のテクノロジーと圧倒的なパワーを堪能したいなら、無理をしてでも新型DBX707を選ぶべきですし、アストン特有のデザインやレザーの香り、美しい音を日常的に楽しみたいなら、程度の良い初期モデルの中古車が最高の相棒になります。
高い買い物だからこそ、ぜひ一度ディーラーで実車に触れ、その圧倒的な存在感を確かめてみてください。私のこの記事が、あなたの夢の一台への一助になればこれほど嬉しいことはありません。
アストンマーティンは、整備士である私から見ても、非常に愛着の持てる素晴らしい車です。あなたが納得のいく一台と出会い、素晴らしいカーライフを送れることを心から願っています!もし不安なことがあれば、いつでも「プレミアムカージャーナル」に相談してくださいね。
メモ
※本記事に記載された各種費用やスペックは、2025年時点のメーカー公式情報および市場データを元にした目安です。最新の車両価格や仕様については、必ずアストンマーティン公式販売店にてご確認ください。
(出典:アストンマーティン・ラゴンダ・リミテッド『DBX707公式サイト』)
それでは、また次の記事でお会いしましょう!神崎悠真でした。

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