はじめまして! このブログ「プレミアムカージャーナル」の運営責任者であり、現役の整備士を務めております、神崎悠真(かんざき ゆうま)と申します。
2018年のデビュー以来、その取り回しの良さとスタイリッシュなデザインで、都市型SUVとしての確固たる地位を築いてきたレクサスUX。しかし、発売から年月が経ち、「レクサス ux フル モデル チェンジ 2026 情報」と検索エンジンに打ち込むと、期待と不安が入り混じった様々な噂が飛び交っていますね。
「現行モデルで廃止になってしまうのでは?」「HZ300eという新しい名前になるらしいけど、価格はどれくらい上がるの?」「今のハイブリッドモデルはもう買えなくなるの?」といった切実な疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
特に、2026年3月頃と噂される改良のタイミングが、単なる年次改良(マイナーチェンジ)なのか、それともプラットフォームから刷新される完全なフルモデルチェンジなのかは、購入計画を立てる上で非常に重要なポイントです。そこで今回は、日々リフトの下でクルマの構造を見ている整備士としての視点も交えつつ、次世代BEV(電気自動車)へと劇的な進化を遂げようとしている新型UXの全貌を徹底的に解説します。

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記事のポイント
- 2026年3月に予想されるフルモデルチェンジの確度と次世代BEV戦略の全容
- 新名称「HZ」シリーズへの移行と、それに伴うブランド内での立ち位置の変化
- ギガキャスト技術やAIバトラーなど、搭載される最新テクノロジーの詳細
- 現行オーナーが気になるボディサイズ拡大や価格、航続距離のスペック予測
レクサスUXのフルモデルチェンジ2026情報の全貌

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- 2026年3月の発売が有力視される次世代BEV戦略
- ギガキャスト採用で進化するボディ剛性と走行性能
- 新名称HZ300eへ刷新されるブランド転換の可能性
- 現行モデルの廃止説と後継モデルへの期待
- 航続距離800キロを目指す次世代バッテリー技術
- プレミアムSUV市場での価格予想とグレード構成
2026年3月の発売が有力視される次世代BEV戦略
現行のレクサスUX(ZA10型)が華々しくデビューしたのは2018年のことでした。あれから月日が流れ、自動車業界、とりわけレクサスの一般的なプロダクトサイクルである「7年から8年」という周期を当てはめると、2026年というタイミングは、まさにフルモデルチェンジが行われる「本命」の年と言えます。
私のような整備士の視点からこれまでの流れを振り返ってみると、ここ数年の年次改良は明らかに「次世代への布石」でした。2024年の改良で「UX200(ガソリン車)」が廃止され、「UX300h」として第5世代ハイブリッドシステムが導入されたことは記憶に新しいですが、これは現行プラットフォーム(GA-C)でできる延命措置としての完成形だったと感じています。
既存のシャーシ設計では、急速に進化するバッテリー技術や、より高度な運転支援システムを搭載するためのスペース的・電気的なキャパシティが限界に達しつつあるのです。
レクサスは公式に「2035年までにグローバルで販売する全モデルをBEV(バッテリーEV)にする」という野心的な目標を掲げています。(出典:トヨタ自動車株式会社『バッテリーEV戦略に関する説明会』https://global.toyota/jp/newsroom/corporate/36428939.html)
この壮大なロードマップにおいて、2026年は単なる通過点ではありません。「次世代BEV」と位置付けられた、全く新しい設計思想を持つモデル群を市場に投入する「元年」となる極めて重要な年なのです。
これまでレクサスUXには「UX300e」というBEVモデルが存在しましたが、これはあくまでガソリン車/ハイブリッド車と骨格を共有する「派生モデル」でした。しかし、2026年3月の発売が有力視されている新型モデル(あるいはその後継車)は、トヨタグループ全体で開発が進められている次世代EV専用プラットフォームを初採用するトップバッターになる可能性が高いです。
エンジンを搭載することを前提としない設計により、ボンネット内部のレイアウトから室内の床面の高さに至るまで、すべてがBEVのために最適化されます。これは、レクサスが本気で世界のプレミアムEV市場を取りに行くための狼煙(のろし)となるでしょう。
ちなみに、レクサスは2027年以降も次世代BEVのラインナップ拡充(LF-ZCなど)を計画しており、このUX後継機はその先駆けとなる重要なモデルと位置付けられています。
ここがポイント
- 現行モデルの8年サイクルから考えても、2026年のフルモデルチェンジは既定路線。
- 単なるエンジンの置き換えではなく、プラットフォームから刷新される「完全なBEV」になる。
- 2026年はレクサスの電動化戦略における最大の転換点であり、新型UXがその先陣を切る。
ギガキャスト採用で進化するボディ剛性と走行性能
今回のフルモデルチェンジ情報の中で、私が整備士として最も注目し、同時に少しの驚きを持って受け止めているのが「ギガキャスト」技術の導入です。テスラなどが先行して採用しているこの技術は、クルマ作りの常識を根底から覆すものです。
従来の自動車製造では、数十から数百枚の鋼板をプレスし、それをロボットが溶接してボディを組み立てていました。しかし、ギガキャストでは車体構造を「フロント」「センター」「リヤ」の3つの大きなセクションに分割。そのうちフロントとリヤを、巨大なアルミダイキャストマシンで一体成形してしまうのです。これにより、数百点あった部品がわずか数点の巨大な部品に置き換わります。

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この技術の最大のメリットは、ボディ剛性の飛躍的な向上です。溶接やリベットで繋ぎ合わせたボディと違い、一体成形された部品は継ぎ目がないため、捩れや歪みに対する強さが段違いです。整備士の視点で言えば、ボディ剛性が上がるとサスペンションの動きが劇的に良くなります。
ボディがしっかりしていると、路面からの入力をボディが歪んで逃げることなく、サスペンション(バネとダンパー)だけが正確に受け止めてくれるからです。これにより、レクサスが追求する「すっきりとした奥深い走り」や「ドライバーの意図に即座に反応するハンドリング」が、これまでの次元を超えて実現されるでしょう。
ひとりごと:修理はどうなる?
整備士の
一方で、私たち現場の人間が心配しているのは「事故時の修理」です。一体成形の部品は、部分的な板金修理が難しくなる可能性があります。「フレーム修正機で引っ張って直す」という従来の手法が通用せず、損傷したら「セクションごとの全交換」になるかもしれません。そうなれば修理費が高額になり、全損扱いになりやすくなるリスクもあります。レクサスがこの点において、交換容易な構造やリペア技術をどう確立してくるかにも注目しています。
また、部品点数の削減は軽量化にも直結します。重たいバッテリーを積むBEVにとって、車体の軽量化は航続距離を伸ばすための生命線です。ギガキャストは、製造コストの削減だけでなく、走行性能と環境性能を両立させるための切り札と言える技術なのです。
新名称HZ300eへ刷新されるブランド転換の可能性
「次期型ではUXという名前が消滅するかもしれない」という噂を耳にしたことはありますか? これは単なる都市伝説ではなく、かなり信憑性の高い情報に基づいています。実際に、欧州連合知的財産庁(EUIPO)などで「HZ300e」「HZ450e」「HZ550e」という新しい商標が出願されていることが確認されているのです。

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レクサスの現在のネーミング戦略を紐解いてみましょう。すでに発売されているBEV専用モデルは「RZ」と名付けられています。「Z」は「Zero Emission(ゼロエミッション)」や、アルファベットの最後の文字として「究極」を意味するなどと言われており、BEV専用ラインの証です。
つまり、次期UXが「HZ」という名称になるということは、ガソリンやハイブリッドの選択肢がない、完全なBEV専用シリーズとして生まれ変わることを強く示唆しています。
では「H」は何を意味するのでしょうか。過去のハイブリッド専用車「HS」のように「Harmonious(調和)」を意味する説や、「Hydrogen(水素)」を連想させるという声もありますが、現状では「RZ」よりもコンパクトで、より生活に寄り添う(Human-centricな)モデルとしての記号である可能性が高いと考えられます。
特に衝撃的なのは「HZ550e」という数字です。現行の兄貴分であるRZですら「450e」であることを考えると、コンパクトなボディに500番台の出力を与えるというのは、レクサスがいかにこのモデルに「走り」のキャラクターを与えようとしているかが分かります。単なるエコカーではなく、乗って楽しいハイパフォーマンスSUVとしての側面も持たせようとしているのです。
現行モデルの廃止説と後継モデルへの期待
ネット上で「レクサスUX 廃止」という検索キーワードが急上昇しているのを見て、不安を感じているオーナー様も多いと思います。この「廃止説」の真相について、情報を整理しておきましょう。結論から申し上げますと、「UXという名前を持つ、エンジンを搭載したハイブリッド車」は、このフルモデルチェンジを機にラインナップから姿を消す可能性が極めて高いです。
しかし、これはモデルそのものが消滅するという後ろ向きな話ではありません。「UXの魂(コンセプト)」は、次世代の「HZ」へと引き継がれ、より高度な形へと進化します。誤解を恐れずに言えば、iPhoneがナンバリングを変えて進化するように、中身がガラリと変わるための「発展的解消」なのです。
また、2023年に弟分となるコンパクトSUV「LBX」が登場したことも、この動きを後押ししています。これまでUXは「レクサスのエントリーモデル」として、初めてレクサスに乗る方や、ダウンサイジングユーザーを受け入れる役割を担っていました。しかし、よりコンパクトで上質なLBXがその役割(特にハイブリッド需要)を見事に引き継いでくれました。
これにより、次期UX(HZ)は「安価なエントリーモデル」である必要がなくなり、コストを掛けて最新技術を詰め込んだ、よりプレミアムなBEVへとステップアップすることが許されたのです。
購入検討中の方へのアドバイス
もしあなたが、「充電のことを気にしたくないからハイブリッドがいい」「今のUXのサイズ感とエンジンの鼓動が好きだ」と考えているのであれば、現行モデル(UX300h)の新車オーダーが可能なうちに動くことを強くお勧めします。
次期型はBEV専用となり、乗り味も使い勝手も全く別の乗り物になります。「あの時買っておけばよかった」と後悔しないよう、ディーラーでの情報収集を早めに行いましょう。
航続距離800キロを目指す次世代バッテリー技術
BEVへの乗り換えを検討する際、誰もが抱く最大の懸念材料。それは「航続距離」と「充電の手間」ではないでしょうか。現行のUX300eも年次改良でバッテリー容量を増やし、航続距離を512km(J-WLTCモード)まで伸ばしましたが、実用面、特に冬場の暖房使用時や高速道路での長距離移動を考えると、「もう少し余裕が欲しい」というのが本音でしょう。

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しかし、2026年の新型モデルでは、この悩みが過去のものになるかもしれません。レクサス(トヨタ)が開発を進める次世代バッテリー技術により、目標航続距離800kmという、現在の水準を大きく上回るスペックが報じられています。これには、バッテリー自体のエネルギー密度向上はもちろんですが、先ほど触れたギガキャストによる車体の軽量化や、空力性能(Cd値)の徹底的な改善も寄与しています。
航続距離800kmというのは、単に「遠くまで行ける」というだけの意味ではありません。例えば、東京から大阪(約500km)への移動を無充電で余裕を持ってこなせるようになります。さらに重要なのは、「日々の充電回数が減る」ということです。毎日自宅で充電しなくても、週に1回程度の充電で日常使用をカバーできるようになれば、ガソリンスタンドに行くよりも手間が減るかもしれません。
また、次世代リチウムイオン電池(パフォーマンス版)の採用により、急速充電の速度も大幅に向上すると予測されます。10%から80%までの充電が20分程度で完了するようになれば、高速道路のSAでの休憩時間で十分な距離を回復できます。整備士として気になるバッテリーの耐久性についても、トヨタグループの長年のハイブリッド開発で培った制御技術により、劣化を最小限に抑える設計がなされるはずです。
プレミアムSUV市場での価格予想とグレード構成
最新技術のオンパレードとなる次期UX(HZ)ですが、やはり気になるのはお値段です。「いいクルマなのは分かったけど、いくらになるの?」というのが正直なところですよね。結論から言うと、現行モデルからの価格上昇は避けられないと見ています。
現在の市場環境を分析すると、バッテリー原材料(リチウムやニッケルなど)の価格変動に加え、ギガキャスト導入などの大規模な設備投資、さらには円安の影響も無視できません。現行のUX300eが750万円前後からの価格設定であることをベースに考えると、次期HZシリーズの価格帯は以下のように予測されます。
| グレード予想 | 予想価格帯 | ターゲット層 |
|---|---|---|
| HZ300e | 680万円 〜 750万円 | 補助金を活用してBEVデビューを考える層。装備を厳選したエントリー仕様。 |
| HZ450e | 780万円 〜 850万円 | 最新のDIRECT4や豪華内装を求める中心層。最も売れ筋となるグレード。 |
| HZ550e | 900万円 〜 1,000万円 | パフォーマンス重視の層。F SPORT的な位置づけで、専用サスやエアロを装備。 |
「コンパクトSUVで1000万!?」と驚かれるかもしれませんが、この価格帯はすでにライバルであるBMW iX1やメルセデス・ベンツ EQAの上位グレードと競合するレンジです。レクサスは、車両価格そのものの高さだけでなく、購入後のメンテナンスプログラムの手厚さや、高リセールバリュー(再販価値)の維持に力を入れています。
レクサス全体の価格帯やグレードごとの装備差については、こちらの記事でも詳しく比較していますので、予算感を掴む参考にしてみてください。
賢い買い方:残価設定ローンと補助金
BEVは技術革新が早いため、数年後の下取り価格が不安視されがちです。しかし、レクサスは高い残価率を設定したプランを用意することが多いため、月々の支払額は意外と抑えられる可能性があります。また、CEV補助金(国や自治体からの助成金)を活用すれば、実質的な購入価格はここから100万円近く下がるケースもあります。単純な車両価格だけでなく、維持費や出口戦略も含めたトータルコストで判断することが重要です。
レクサスUXのフルモデルチェンジ2026情報の核心
- 後席の狭さを解消するボディサイズ拡大と新パッケージ
- 執事のように振る舞う最新AIバトラー機能の利便性
- LSSプラス4.0がもたらす高度な運転支援システム
- LBXとの棲み分けで明確になるプレミアムな立ち位置
- 欧州ライバル車と比較した新型の圧倒的な優位性
- よくある質問
- レクサスUXのフルモデルチェンジ2026情報のまとめ
後席の狭さを解消するボディサイズ拡大と新パッケージ
現行UXのオーナー様とお話ししていると、整備の待ち時間に必ずと言っていいほど話題になるのが「後席とラゲッジの狭さ」です。「デザインは最高に気に入っているけど、ゴルフバッグが横に積めない」「友人を後ろに乗せると申し訳なくなる」といった声は、開発陣の耳にも痛いほど届いていたはずです。
次期モデルでは、このネガティブ要素を払拭するために、パッケージングが根本から見直されます。
まずボディサイズですが、現行よりも一回り大きくなることが予想されます。具体的には、全長は4,500mm〜4,550mm程度、全幅は1,850mm前後まで拡大されるでしょう。しかし、最も重要な変更点は「ホイールベース(前輪と後輪の間隔)の延長」と「全高のアップ」です。
BEV専用プラットフォームの最大の恩恵は、エンジンルームや排気管、燃料タンクといった「出っ張り」がなくなることです。これにより、タイヤを四隅に配置してホイールベースを長く取ることができ、その分だけ室内長、つまり後席の足元スペースを広げることが可能になります。
また、全高を現行の1,540mmから1,600mm程度まで引き上げることで、床下にバッテリーを敷き詰めても十分な室内高を確保でき、頭上の圧迫感も解消されるでしょう。
ラゲッジスペースに関しても劇的な改善が見込まれます。現行モデルでは、リアサスペンションや補機類の影響で荷室の床が高く(浅く)なっていましたが、新型ではリアモーター(e-Axle)をコンパクトに配置することで、床面を深く掘り下げることができます。
これにより、容量は現行の220〜300L程度から、競合車並みの400L以上へと拡大し、スーツケースやベビーカーも余裕を持って積めるようになるはずです。これでようやく、UX(HZ)は「カッコいいけど狭いクルマ」を卒業し、ファミリーユースにも耐えうる実用的なプレミアムSUVへと進化するのです。

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執事のように振る舞う最新AIバトラー機能の利便性
次期UX(HZ)が提供するのは、物理的な広さや速さだけではありません。デジタル領域での体験価値、特にAI技術を活用した新しいおもてなしが大きな目玉となります。レクサスはこれを「AIバトラー(執事)」と呼ぶ構想を持っているようです。
現在の音声認識システムも「ヘイ、レクサス」でエアコンやナビの操作ができますが、次世代のシステムはもっと能動的で人間味のあるものになります。車載OS「Arene(アリーン)」と連携し、ドライバーの行動パターンや好みを学習し続けるのです。

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AIバトラーができること(予測)
- 文脈理解:「ちょっと疲れたな」と呟くだけで、AIがその意図を汲み取り、シートのマッサージ機能を起動したり、照明を落ち着いた色に変えたり、リラックスできるプレイリストを再生してくれたりします。
- 先読み提案:過去の行動履歴から、「今日は金曜日なので、いつものジムに行きますか?」や「バッテリー残量が少なくなってきましたが、お気に入りのカフェの近くにある充電スタンドを予約しますか?」といった提案を先回りして行います。
- 複雑な制御:「夕日が眩しい」と言えば、ウインドウの透過率を調整したり(調光ガラス採用の場合)、サンシェードを閉じるなどの制御を自動で行います。
これまでのクルマは「ドライバーが操作する機械」でしたが、これからは「ドライバーを理解し、サポートしてくれるパートナー」へと変わります。ソフトウェアはOTA(Over The Air:無線通信)によってスマホのように常に最新の状態にアップデートされるため、買った後も機能が進化し続ける点も大きな魅力です。
LSSプラス4.0がもたらす高度な運転支援システム
安全技術においても、レクサスは常にトップランナーであり続けてきました。2026年のフルモデルチェンジでは、現在展開されている「Lexus Safety System + 3.0」をさらに進化させた、次世代の安全運転支援システム「Lexus Safety System + 4.0(仮称)」の搭載が期待されています。
LSS+ 4.0の核心は、「認知・判断」能力の強化です。従来のミリ波レーダーと単眼カメラに加え、より広範囲を高精度に検知できるLiDAR(ライダー)等のセンサーや、高解像度カメラを組み合わせ、それをAI(ディープラーニング)で解析します。これにより、今まで検知が難しかった「物陰からの飛び出し予兆」や「複雑な交差点での自転車の挙動」などを早期に発見できるようになります。
特に私が注目しているのは「プロアクティブ・ドライビング・アシスト(PDA)」の進化版です。現状でも、歩行者や先行車に近づきすぎないように自動で減速や操舵支援を行ってくれますが、次世代版ではこれがより自然で滑らかになります。ベテランドライバーが隣に乗って補助ブレーキを構えてくれているような安心感と言えば伝わるでしょうか。
「ぶつからない」だけでなく、「ヒヤッとしない」クルマ作りが進められているのです。
また、高速道路でのハンズオフ(手放し運転)機能「Lexus Teammate Advanced Drive」も、対応速度域の拡大や、車線変更支援のスムーズさが向上し、渋滞時だけでなく巡航時もドライバーの疲労を大幅に軽減してくれるでしょう。車外からスマホで駐車操作ができる「Advanced Park」のリモート機能も、通信速度の向上(5G対応)により、ラグの少ないキビキビとした動作が可能になると予想されます。
LBXとの棲み分けで明確になるプレミアムな立ち位置
先述した通り、弟分である「LBX」の登場は、UX(HZ)にとって自身のキャラクターを再定義する絶好の機会となりました。これまでUXは、Bセグメント(ヤリスクロス等)に近いサイズ感ながら、レクサスとしての質感を持たせるという難しいバランスの中にいました。
しかし、LBXが「クラスレスなコンパクトラグジュアリー」としてその領域を完璧にカバーしたことで、UXは無理にエントリー層に迎合する必要がなくなったのです。
次期UX(HZ)は、LBXよりも明確に上位のクラス、つまり「NX」に迫る、あるいは部分的には凌駕するプレミアム性を持つことになります。内装には、再生素材を使いつつも高級感のある新素材(バンブーや和紙のテクスチャを模したバイオ素材など)を大胆に使用し、アンビエントライトによる演出もより豪華になるでしょう。
兄貴分であるレクサスNXも2026年にマイナーチェンジが噂されており、両車のキャラクターの違いや序列は、このタイミングでより明確になると予想されます。
LBXとHZ(次期UX)、どっちを選ぶ?
- LBX:狭い道でもスイスイ走れるサイズ感が最優先。ガソリンスタンドで給油できる気軽さ(ハイブリッド)が欲しい人。カジュアルに高級車を楽しみたい人。
- HZ(次期UX):後席や荷室にも余裕が欲しい。最新のEVテクノロジーや先進的なデジタル体験を味わいたい人。静粛性や加速性能など、クルマとしての「格」を重視する人。
このように棲み分けが明確になることで、ユーザーは自分のライフスタイルに合わせて最適な一台を選びやすくなります。UXは「小さいレクサス」ではなく、「凝縮された未来のレクサス」へとポジションを移すのです。
欧州ライバル車と比較した新型の圧倒的な優位性
次期レクサスUX(HZ)が戦うことになる「プレミアムコンパクトSUV」というセグメントは、世界中の自動車メーカーが最も力を入れている、まさに群雄割拠の激戦区です。ドイツ御三家をはじめ、環境先進国である北欧メーカーも魅力的なモデルを投入しています。
特に、BMW「iX1」や、ボルボの「EX40(旧XC40 Recharge)」は、サイズ感や価格帯が近く、強力なライバルとなる存在です。
しかし、現在判明している情報を整理し、整備士としての視点で分析すればするほど、次期レクサスHZがこれらのライバルに対して「圧倒的な優位性」を持つことが見えてきます。まずは、主要なスペックを比較してみましょう。

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| 比較項目 | レクサス HZ (予測) | BMW iX1 (xDrive30) | ボルボ EX40 (Twin Motor) |
|---|---|---|---|
| 航続距離 (WLTC) | 最大 800km (目標値) | 約 465km | 約 590km |
| 最高出力 | 300PS 〜 500PS級 | 313PS | 408PS |
| 0-100km/h加速 | 3.0秒台後半 〜 5.0秒台 | 5.6秒 | 4.8秒 |
| 充電性能 | 急速充電 20分 (10-80%) | 約 29分 (10-80%) | 約 28分 (10-80%) |
| 強み | 信頼性・サービス網・リセール | スポーティなハンドリング | 北欧デザイン・安全性 |
表をご覧いただければ一目瞭然ですが、もし目標値である「航続距離800km」が実現すれば、レクサスHZはライバルたちを周回遅れにするほどの性能差を見せつけることになります。EVにおいて航続距離は「自由」を意味します。カタログ値で800kmあれば、実走行でも600km前後は走れる計算になり、これはガソリン車と変わらない使い勝手を実現することを意味します。
しかし、スペック数値以上に私が強調したいレクサスの強みがあります。それは「圧倒的な信頼性とアフターサービス」です。私は仕事柄、輸入車の整備にも携わりますが、BEVのような最新技術の塊となると、トラブルが起きた際の対応に差が出ることがあります。
例えば、BMW車の故障リスクや年式による選び方についてはプロの視点でも注意が必要なケースがありますが、レクサスの場合、そうした「壊れるかもしれない不安」が極めて少ないのが最大の特徴です。
入車BEVの悩みどころ(整備士の視点)
輸
輸入車の場合、万が一システム系のトラブルや専用部品の交換が必要になった際、部品が本国取り寄せとなり、修理完了まで数週間から数ヶ月待たなければならないケースが稀にあります。また、BEV専用の整備資格を持つメカニックがいる拠点が限られている場合もあります。
その点、レクサスは日本全国に充実したディーラー網を持ち、トヨタグループの強固なサプライチェーンに支えられています。「何かあったらすぐに診てもらえる」「部品がすぐ届く」という安心感は、毎日クルマを使うユーザーにとって、馬力やデザイン以上に重要な価値ではないでしょうか。
さらに、「レクサスオーナーズデスク」のような24時間365日対応のコンシェルジュサービスは、充電スポットの案内やトラブル時のサポートも含め、他ブランドの追随を許さないレベルにあります。
また、金銭的な面でも「リセールバリュー」の高さは無視できません。一般的に輸入車BEVは中古車市場での値落ちが激しい傾向にありますが、レクサスブランド、特にSUVモデルは需要が高く、比較的高い残価率を維持しやすい傾向にあります。アウディの中古車選びで故障リスクを気にするような心理的なハードルが、レクサスにはほとんど存在しないのです。
トータルの維持費や手放す時のことまで考えると、日本市場においてレクサスHZを選ぶ合理性は非常に高いと言えるでしょう。
よくある質問
Q:レクサスUXの2026年フルモデルチェンジで何が変わりますか?
A:2026年3月頃に、次世代EVプラットフォームを採用したBEV(電気自動車)専用モデルへ生まれ変わる見込みです。名称も「HZ」シリーズへ変更され、航続距離やボディ剛性が劇的に進化すると予測されています。
Q:現行のハイブリッドモデル(UX300h)は廃止されますか?
A:はい、次期型はBEV専用となる可能性が高いため、エンジン搭載モデルは廃止される公算が大きいです。ハイブリッド車をご希望の場合は、現行モデルが販売されているうちの購入検討をおすすめします。
Q:新型の価格はどれくらい高くなりますか?
A:新技術の導入やバッテリー容量拡大により、現行より価格上昇は避けられない見込みです。予想価格帯はエントリーモデルで680万円〜、中心グレードで800万円前後になると考えられます。
Q:航続距離はどのくらい伸びますか?
A:次世代バッテリーと車体軽量化技術(ギガキャスト)により、目標値として最大800kmと報じられています。実現すれば、東京・大阪間を無充電で移動できるレベルとなります。
レクサスUXのフルモデルチェンジ2026情報のまとめ

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ここまで「レクサス ux フル モデル チェンジ 2026 情報」というキーワードを軸に、次期モデルの全貌や技術的な革新、そして市場での立ち位置について深掘りしてきました。最後に、今回の記事の重要ポイントをまとめておきましょう。
記事のまとめ:次期UX(HZ)はこうなる!
- 発売時期:2026年3月頃の登場が濃厚。単なる改良ではなく、次世代BEVプラットフォームへの完全移行が行われる。
- 名称変更:「UX」の名は廃止され、BEV専用ブランド「HZ」として再出発する可能性が高い(HZ300e〜HZ550e)。
- 革新技術:「ギガキャスト」によるボディ剛性向上と軽量化、「AIバトラー」による新次元のおもてなし機能が搭載される。
- スペック:航続距離は最大800kmを目指し、欧州ライバル勢を圧倒。ボディサイズ拡大により後席・荷室の不満も解消へ。
- 賢い選択:ガソリン・HV派は現行モデルを急いで確保すべき。BEV派は2026年の新型を待つ価値が十分にある。
2018年の登場からレクサスの屋台骨を支えてきたUXは、2026年、その役割を終えるのではなく、「HZ」という新たな姿で、レクサスの未来を切り拓く先駆者へと進化します。現行モデルのコンパクトで軽快な走りも魅力的ですが、次世代モデルが提示する「クルマと対話する未来」や「充電ストレスからの解放」は、私たちのカーライフを根本から変えてくれる可能性を秘めています。
私自身、整備士として新しい構造の「ギガキャスト」ボディをリフトアップして下から覗き込む日や、ボンネットを開けて次世代パワートレインを確認する日が今から楽しみで仕方ありません。自動車業界が100年に一度の変革期にある今、その最先端を体験できるチャンスが近づいているのです。
今後も、プロトタイプのスクープや公式発表などの新しい情報が入り次第、このブログで最速かつ詳細に分析してお伝えしていきます。この記事が、あなたの次期愛車選びの参考になれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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注意ポイント
※本記事に掲載されている情報は、執筆時点での取材および予測に基づくものであり、メーカーの公式発表とは異なる場合があります。正確な発売日、スペック、価格については、必ずレクサス公式サイトまたは正規ディーラーにて最新情報をご確認ください。また、購入に関する最終的な判断は、ご自身の責任において行っていただきますようお願いいたします。